10月2021
3000万円特別控除[空家の売却について。](2021年10月30日)
日本国内において、年々空家が増え続けていることをご存知でしょうか。空家の数は900万戸以上と言われています。今回は相続で発生する空家についてご説明いたします。
相続が発生したとき、思い出の詰まった住宅を売却するなんて、なかなか考えられませんよね。売却するお客様のほとんどは、数年経過して気持ちの整理がついたころ、固定資産税のことや、想像以上に早く進む住宅の老朽化が気になって売却に踏み切ります。住宅は住んでいないと、驚くほど早く劣化してしまいます。いつかは売却する、と考えておられる場合は、住宅が劣化する前に、なるべく早く決断することをお勧めいたします。
なにより重要なのは税金です。不動産を売却するときは多額の税金がかかりますが、空家に対しては特例が用意されています。3年以内に売却のご決断をすることが大切な理由をご説明いたします。参考までに、空家は相続時の売却が最も多く、統計によれば5年以内に売却を希望される方が多いのです。特別控除を知らないまま3年(相続から3年目の12月)を過ぎてしまうと控除が受けられなくなってしまいます。この機会に改めて考えてみましょう。
[相続時の特例]3000万円特別控除について、まずは下記の6項目をご確認下さい。
1、売却額から各経費(購入時価格、売却手数料ほか)を差し引いた額から3000万円が控除されます。(例)3500万円で購入した住宅が6500万円で売れた場合、差額の3000万円が無税です。
2、相続が発生してから(住まなくなってから)、3年後の年末までにに売却すること。
3、売却する住宅が、1981年5月末までに建築されていること。
4、23年12月末までに売却すること。
5、売却時に耐震リフォームをすること。又は取り壊すこと。
6、売却額が1億円を超えないこと。
※この特別控除は空家に限りません。現在お住まいの住宅も対象になります。
[当社がお手伝いできること]
●売却のお手伝い(どうすれば高く売れるのか。住宅を拝見してご提案します。)
●その他、宅地建物取引業としての業務
●各種税金や相続のご相談
●相続物件仕様の耐震補強工事
●建物の解体工事
●お住まいになる場合は、耐震補強を含めた性能改善リフォーム
●内外装のリフォーム、リノベーション
●建て替えて収益物件をご検討の場合は、アパート、マンション、商業施設ほか新築工事の請負
当社には多くの専任スタッフが在籍しています。お客様のご希望に合わせ、最大限のご提案をいたします。
[専門事業のご紹介]
不動産事業、新築事業、リノベーション事業、外構事業、LIXIL断熱パネル事業、LIXILサッシ代理店事業、LIXIL水回り代理店事業、LIXIL内装建材代理店事業。
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