8月2024

浦安市で理想の「庭付き一戸建て住宅」をご提案(2024年08月31日)

 

 

浦安市で理想の「庭付き一戸建て住宅」をご提案

浦安市で中古住宅を購入し、理想的なリノベーションを行うという選択肢はいかがでしょうか。物件探しから設計、リノベーション工事まで、当社がワンストップでサポートいたします。また、建て替えや新築のご依頼もお任せください。数々の建築受賞歴を持つ当社が、価値ある住まいづくりをお手伝いいたします。

まず最初に、浦安市内の中古住宅で、敷地50坪、中古住宅付きを購入して、リノベーションした場合、概ね9,500万円となります。物件価格を8,000万円に抑えて、リノベーションで1,500万円を想定しました。高く感じるかもしれませんが、東京23区と比較すると、半分以下の価格です。お勧めエリアとしてご紹介いたします。

■浦安市の3つのエリア

浦安市は、その地理的特性や開発の歴史に基づいて、大きく3つのエリアに分かれています。それが元町中町、そして新町です。各エリアには、それぞれ独自の歴史と魅力があります。

元町エリア (当代島・猫実・北栄・堀江・富士見地区)

元町エリアは、浦安市の中で最も古い地域で、漁業を中心に発展してきました。具体的には「堀江」「猫実」「当代島」などが含まれ、昔ながらの住宅や狭い路地が多く、昭和の風情を色濃く残しています。神社や寺院といった歴史的な建造物が多く、地域の伝統が今もなお受け継がれています。

中町エリア(海楽・美浜・入船・今川・富岡・東野・弁天・舞浜地区)

中町エリアは、1970年代から80年代にかけての埋め立てによって形成された地域で、新浦安駅を中心に広がっています。都市計画に基づいた広い道路、整備された公園、そして充実した商業施設が特徴です。マンションや戸建住宅が多く、特に子育て世代に人気が高いエリアです。教育施設や医療機関も充実しており、利便性の高い生活環境が整っています。

新町エリア(日の出・明海・高洲地区)

新町エリアは、1990年代以降に開発された地域で、東京ディズニーリゾートが立地する舞浜地区もこのエリアに含まれます。広々とした敷地に大型マンションや商業施設が立ち並び、リゾート感溢れる環境が特徴です。最新のインフラが整備され、都市型リゾートタウンとして発展しており、観光客も多く訪れる活気ある地域です。

■浦安市の人気エリアと中古住宅市場

浦安市で特に人気の高い中古住宅エリアとして、以下の地域をご紹介します。

  • 新浦安エリア
    新浦安はJR京葉線「新浦安駅」を中心に広がるエリアで、都市計画がしっかりと行われており、子育て世代に人気です。公園や商業施設が充実しており、生活利便性が高く、築年数が比較的若い物件が多いため、新しい住環境を求める方に最適です。
  • 舞浜エリア
    舞浜エリアは、JR京葉線「舞浜駅」に近接し、ディズニーリゾートに隣接した地域です。観光地としての魅力を持ちながらも、閑静な住宅地が広がっており、リゾート感を楽しむ生活が可能です。物件価格はやや高めですが、その分の価値を提供します。
  • 浦安エリア(北栄・富士見)
    東西線「浦安駅」周辺の北栄や富士見エリアは、昔からの住宅地として根強い人気があります。落ち着いた雰囲気が魅力で、都心へのアクセスが良好です。

■エリア別の土地・住宅価格

舞浜、美浜、弁天、東野、入船、今川などのエリアでは、敷地面積50坪前後の広々とした中古住宅が多くあります。2024年現在の土地の坪単価は150万円前後で、物件の数は時期によりますが、舞浜エリアでは複数の物件が市場に出ています。敷地面積50坪の中古住宅で、価格は8000万円前後ですが、時折7,500万円以下の物件も出ます。すぐに売れてしまうので、ご興味のある方は、ぜひ当社までリクエストをください。最新の情報をお知らせいたします。

特に希少価値の高いエリアとしては富岡が挙げられます。新浦安駅からやや距離がありますが、坪単価は200万円を超えることも珍しくありません。富岡が高値で取引される理由については、下記をご参照ください。

■富岡エリアが高値で取引される理由

  1. 住環境の良さと地域の成熟度
    富岡エリアは静かな住宅街として評価が高く、特にファミリー層や高齢者に人気があります。計画的に整備された公園や緑地も豊富で、自然環境が良好なため、居住者の満足度が高く、土地の価格が高騰しています。
  2. 教育環境の充実
    富岡には評判の良い学校が多く、教育環境が整っています。特に地域の小学校や中学校が高評価を受けており、子育て世帯にとって非常に魅力的なエリアです。
  3. 交通の利便性
    新浦安駅から距離があるものの、富岡エリアはバス路線が充実しており、通勤や通学にも便利です。車での移動が主体となる住民にとって、駅からの距離は大きな問題ではなく、そのため土地価格も下がりにくい特徴があります。
  4. 土地の希少性
    富岡エリアでは新たな住宅地の供給が少なく、供給量が限られています。これにより、希少価値が高まり、土地の価格が上昇する傾向にあります。

■各エリアの生活利便性と特徴

入船や美浜エリアは新浦安駅に近接しており、交通の便が非常に良く、ショッピングモールや多彩なショップが揃っています。舞浜エリアでは、イクスピアリでの買い物や映画鑑賞、レストランでの食事を楽しむことができます。ディズニーリゾートを身近に感じながらも、落ち着いた住環境が魅力です。

日の出エリアでは、広い敷地を持つ物件が多く、リゾート感溢れる生活を送ることができます。川や公園が近く、お散歩やジョギングにも最適な環境です。敷地面積50坪から70坪の中古住宅が1億4千万円から2億円ほどで取引されており、マイカー利用が主流ですが、バス便も利用可能です。

■いま、当社がお勧めするエリア

今日現在、物件の数や利便性、価格から、舞浜、美浜をお勧めします。冒頭に書いた、9500万円をこのエリアで実現させましょう。このエリア以外にも、複数の物件をご紹介します。

浦安市の各エリアは、それぞれ異なる魅力を持ちながらも、住む人々に豊かなライフスタイルを提供しています。興味のあるエリアがございましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。

■もっと知りたい浦安市 リンク集

国土交通大臣許可特定建設業/宅地建物取引業
東京都知事許可一級建築士事務所
株式会社相川スリーエフ

世界で4例のみ(LEED認証集合住宅)を受賞(2024年08月24日)

 

 

LEED2024 受賞プロジェクト

世界で4例のみ。LEED(集合住宅)。当社施工の物件「鈴森ヴィレッジ」が受賞しました。

米国グリーンビルディング協議会(USGBC)が、2024年のLEED住宅賞の受賞者を発表しました。この賞は、2024年 世界の住宅用グリーンビルディング市場においてリーダーシップを発揮するプロジェクト、開発者、および住宅建設業者を評価するものです。

2024年のプロジェクト受賞者には、米国、アジア、ヨーロッパ、南米のLEEDグリーンビルディング評価システムの下で認証された46,000を超えるプロジェクトの中から選ばれたものです。2023年には新しいLEED住宅プロジェクトの登録数が約5%増加しました。プロジェクト数の増加は、住宅部門における開発者、建設業者、および所有者の間で持続可能性へのコミットメントが高まっていることを示しています。この部門は、米国の温室効果ガス排出量の約5分の1を占めています。

「LEED住宅はエネルギー効率が高く、回復力があり、エネルギーコストを削減し、その価値を高めながら、人間と環境の健康にポジティブな影響を与えます」と、USGBCの社長兼CEO、ピーター・テンプルトンは述べています。「今年の受賞者が、コミュニティのニーズを満たす健康的で持続可能で回復力のある手頃な価格の住宅を建設することへのコミットメントに敬意を表します。彼らの例は、住宅不動産部門の脱炭素化と、グリーンビルディングの利点をすべての住宅所有者および賃借人に提供するために重要です。」

🔶優秀な多世帯住宅(集合住宅) : 世界で4つだけの価値ある賞🔶

⚫︎鈴森ヴィレッジ、埼玉、日本(LEEDゴールド

この低層の賃貸住宅群は、公共交通機関が豊富で緑に囲まれた都市部に位置しています。オーナーは、地域全体の価値を高めるプロジェクトを開発し、隣接する単世帯住宅と同じボリュームの緑豊かなアネックススタイルの住宅群を建設しました。さらに、チームは、建設から使用後までのすべての段階でエネルギーを節約し、二酸化炭素排出量を削減することで、地域的に貢献し、全世界の環境への負担を軽減する高レベルの環境共生型住宅群を作ることを目指しました。

設計: スターパイロッツ
施工: 相川スリーエフ

 

⚫︎55 Hストリート、ワシントンD.C.(LEEDプラチナ)
100%電気式で低炭素の建物で、可変冷媒流量および熱回収を備えた専用の外気システムを含むよう設計されています。これにより、制御された空調換気が提供され、室内空気の質と住人の健康が向上し、温室効果ガスの排出量が削減されます。
⚫︎グリーンレベルズ、ミュンヘン、ドイツ(LEEDゴールド)
グリーンレベルズは、ミュンヘンのゼンドリング・ヴェストパークにある元シーメンス製造施設の敷地にあります。プロジェクトチームは、約13,500平方メートルの敷地にアパート、社会施設、オフィス、ショッピング、オープンスペースを建設しました。5棟の建物には、3つの緑の中庭を囲む263戸のアパートが含まれ、住民同士の日常的な交流が促進されます。
⚫︎プレーリーヒル アイオワシティ コーハウジング、アイオワシティ、アイオワ(LEEDゴールド)
プレーリーヒルは、住人同士の交流と支援を促進するように設計されています。37戸の住宅に50人以上の住人が住んでおり、プレーリーヒルは、隣人が互いに知り合い、支え合う多世代型の居住体験を提供します。コミュニティの中心となる共用棟は、会議、共有食事、レクリエーション活動、ゲスト宿泊施設を提供し、この配置は社交と相互援助を促進し、伝統的な住宅設定で感じられる孤立感を軽減します。

◼️LEED認証とは?

LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)とは、米国グリーンビルディング協議会(USGBC)が開発した、建築物の持続可能性を評価するための国際的な認証システムです。LEEDは、エネルギー効率や環境への影響を総合的に評価し、建物の設計、建設、運用において高い基準を満たすプロジェクトに与えられる認証です。

日本で普及しているZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)は、主に家庭のエネルギー収支をゼロにすることを目指した取り組みですが、LEEDはそれを上回る素晴らしい認証制度です。LEEDは、エネルギー効率だけでなく、材料の持続可能性、水の使用量、室内環境の質、廃棄物の管理など、広範な環境性能を評価します。そのため、LEED認証を取得した建物は、単なるエネルギー削減に留まらず、総合的に環境への負荷を最小限に抑えた、地球に優しい建物として認識されます。

LEEDは世界中で広く認められており、国際的な標準として、より高い持続可能性を追求する建物に対する評価基準として位置づけられています。これにより、日本のZEHを超えるグローバルな信頼性と持続可能性を実現することが可能です。

 

 

ーーーLEED 2024 Award-Winning Projectsーーー
Only four examples worldwide. LEED (Multifamily Residential). The property “Suzumori Village,” constructed by our company, has received this prestigious award.
The U.S. Green Building Council (USGBC) has announced the winners of the 2024 LEED Homes Awards. These awards recognize projects, developers, and homebuilders who have demonstrated leadership in the global residential green building market for 2024.
This year’s project winners were selected from over 46,000 projects certified under the LEED green building rating system across the United States, Asia, Europe, and South America. In 2023, the number of new LEED residential project registrations increased by approximately 5%, reflecting the growing commitment to sustainability among developers, builders, and owners in the residential sector. This sector accounts for about one-fifth of the U.S.’s greenhouse gas emissions.
“LEED homes are energy-efficient, resilient, reduce energy costs, and positively impact human and environmental health while increasing their value,” said Peter Templeton, President and CEO of USGBC. “We commend this year’s winners for their commitment to building healthy, sustainable, and resilient homes that meet the needs of their communities. Their example is critical to decarbonizing the housing sector and bringing the benefits of green building to all homeowners and renters.”
🔶 Outstanding Multifamily Residential Projects: An Award Bestowed on Only Four Properties Worldwide🔶
⚫︎ Suzumori Village, Saitama, Japan (LEED Gold)
This low-rise rental housing complex is located in an urban area rich in public transportation and greenery. The owner developed a project that enhances the value of the entire region by constructing a verdant annex-style residential complex with the same volume as the adjacent single-family homes. Furthermore, the team aimed to create a high-level, eco-friendly residential community that contributes locally by saving energy and reducing carbon dioxide emissions at all stages, from construction to post-occupancy, thereby minimizing the environmental impact globally.
Design:Star Pilots
Construction:Aikawa 3F

⚫︎ 55 H Street, Washington D.C. (LEED Platinum)
This 100% electric, low-carbon building is designed to include a dedicated outdoor air system with variable refrigerant flow and heat recovery. This setup provides controlled air-conditioned ventilation, improving indoor air quality and resident health while reducing greenhouse gas emissions.

⚫︎ Green Levels, Munich, Germany (LEED Gold)
Green Levels is located on the former Siemens manufacturing site in Sendling-Westpark, Munich. The project team built apartments, social facilities, offices, shopping, and open spaces on approximately 13,500 square meters of land. The five buildings include 263 apartments surrounding three green courtyards, fostering daily interactions among residents.

⚫︎ Prairie Hill Cohousing, Iowa City, Iowa (LEED Gold)
Prairie Hill is designed to promote interaction and support among its residents. Over 50 residents live in 37 homes, offering a multigenerational living experience where neighbors know and support each other. The community’s central shared building offers meeting spaces, communal dining, recreational activities, and guest accommodations, promoting social interaction and mutual assistance while reducing the isolation often felt in traditional housing settings.

◼️What is LEED Certification?
LEED (Leadership in Energy and Environmental Design) is an international certification system developed by the U.S. Green Building Council (USGBC) to evaluate the sustainability of buildings. LEED certification is awarded to projects that meet high standards in the design, construction, and operation of buildings, considering energy efficiency and environmental impact comprehensively.
While Japan’s ZEH (Zero Energy House) initiative primarily aims to achieve net-zero energy consumption in homes, LEED surpasses this with a remarkable certification system. LEED evaluates a broad range of environmental performance metrics, including energy efficiency, material sustainability, water usage, indoor environmental quality, and waste management. As a result, LEED-certified buildings are recognized as environmentally friendly, minimizing their impact on the planet beyond mere energy savings.
LEED is widely recognized worldwide and serves as an international standard, setting evaluation criteria for buildings that pursue higher sustainability. This makes it possible to achieve global reliability and sustainability that surpass Japan’s ZEH.

 

建築専門誌/新建築8月号に掲載されました。(2024年08月23日)

株式会社相川スリーエフが手掛けた物件、建築専門誌「新建築」8月号に掲載

このたび、弊社が施工した物件が、建築界において名高い「新建築」8月号の集合住宅特集に掲載されました。設計を担当されたのはスターパイロッツ様で、弊社は施工を担当いたしました。

「新建築」は、国内外の建築家や設計事務所、建設会社のみならず、建築を学ぶ学生や建築愛好者にまで広く愛読されている権威ある専門誌です。掲載される建築は、その設計や施工のクオリティが極めて高く、建築業界における最高峰の技術とデザインが詰まった作品ばかりです。そのため、掲載されることは建築に携わる者にとって大きな栄誉であり、まさに「本物の建築」として認められた証といえます。

弊社はこれまでも「新建築 住宅特集」に複数回掲載されており、今回も再びその評価を受けたことを非常に光栄に感じております。

今回掲載された物件は、1階がRC構造で複数のテナントが入居し、2階および3階が木造の集合住宅という、大型の複合施設です。RC構造と木造構造のそれぞれの強みを最大限に活かし、高い耐久性と快適な住環境を両立させた作品となっております。

相川スリーエフは、戸建住宅から大規模集合住宅まで幅広く対応し、RCおよび木造構造を得意としています。もし機会がございましたら、ぜひ「新建築」をお手に取り、弊社の施工の素晴らしさをご確認いただければ幸いです。

相川スリーエフは、数々の建築家の先生方の作品を手掛けさせていただいています。自社物件も多く建築しており、RC住宅ではモデルハウスを開設しています。人とは違う住宅やマンションをご希望の方はご相談ください。素晴らしい建築家をご紹介することが可能です。

RC住宅・木造住宅、これから新築を検討される方々へ[相談会開催中](2024年08月16日)

 

 

株式会社相川スリーエフ

高品質な住宅を創り出す信頼の建設会社

これか新築を計画される方へ

土地をお持ちでない方は、理想のエリアに理想の建築が出来る用地をじっくり探す必要があります。土地には様々な条件があります。建ぺい率や容積率だけではなく、高さ制限や、崖条例、耐火、地盤、景観、市区町村の条例、これら様々を調査しながら、その土地にどのような建築物が建てられるのか考えます。時折り、購入後に相談をいただき、制限が厳しい土地だった、など、後悔される方がいらっしゃいます。株式会社相川スリーエフは、理想の建物をヒアリングしながら、土地探しからお手伝いします。このサービスはあるようで、なかなかありません。当社は、創業77年を迎える老舗の建設会社です。木造住宅、RC住宅、賃貸アパート、賃貸マンションを手掛け、これまで多くのお客様にご満足いただいております。私たちは、細部に至るまで妥協を許さない施工により、長く愛される住宅を提供しています。素材選びからデザイン、そして施工に至るまで、一貫して高い品質を追求し、お客様の夢を現実に変えることを使命としています。土地探しから始めるお客様は、平均6ヶ月ほどかけて土地を決めます。しかし、土地は巡り合わせです。たまたま最適な土地が見つかった場合は、1週間で決まる場合もありますし、1年かかることもあります。全力でサポートします。最初の一歩からお手伝いさせてください。まずは当社の住宅カタログをご請求ください。

https://www.aikawafc.co.jp/sassi/

当社の強み

  • 建材カンパニー: 自社の建材カンパニーを持ち、資材調達は卸売価格です。複数の資材メーカーと長年の取引を行っており、建材カンパニーは、多くのゼネコンや工務店から各種工事wp請け負う実力があります。相川スリーエフが直接クライアントの皆様から建築を依頼いただき場合、ワンランク上の製品をご提供することが可能です。コストを抑えながらも、高品質な建材を使用することで、クライアントに最適な提案を行います。
  • こだわりの施工: 細部にまで拘った施工を提供しています。「何かが違う」と感じていただけるのは、その背後にある私たちの熱意と技術力の賜物です。常に新しいデザインを取り入れつつ、日本の伝統と海外のスタイルを融合させた独自のアプローチで、お客様に最適な住まいを提案します。
  • 信頼される社員と協力業者: 社員の人柄の良さとチームワークの素晴らしさが、相川スリーエフの強みです。また、長年の協力業者との関係も良好で、共に高品質な施工を実現しています。
  • 建築家からの信頼: 多くの建築家から信頼をいただき、先生方の自邸や、設計事務所のスタッフの自邸をご依頼いただくことが多くございます。感謝とともに、この信頼が、私たちの品質の証明だと考えています。
  • 世界中のクライアント: 今の日本は、アメリカ、カナダ、フランス、そして中国を含むアジア諸国の海外クライアントが日本国内に住宅を建築しています。当社は複数の海外クライアントの建築実績を持ちます。国ごとの文化やデザイン、ライフスタイルが違います。どれも魅力的です。その要望をヒアリングして、理想の住まいを実現にしています。
  • 木造アパート・RC賃貸マンション: 住宅だけでなく、木造アパートやRC賃貸マンションも手掛けており、その技術力を最大限に活かしています。耐久性とデザイン性を兼ね備えた建物を提供します。収益物件の場合、表面利回りを基準に建築費を決めるクライアントが多数です。新築後、何年持ち続けるかによりますが、利回りとは別に将来の資産価値を考える建築を提案しています。早期売却か、長期保有か、まずはお知らせください。
  • 資産価値の残る住宅: 収益物件だけでなく、当社は戸建て住宅に於いて、「安かろう悪かろう」を提供することはありません。住めば住むほどに、愛着が出てくる、物語が生まれる、そして、長期的に見て資産価値が増してゆく住宅をクライアントと共に作り上げることが、私たちの誇りです。これが相川スリーエフのPRIDEです。

施工エリア

当社は東京23区を中心に、首都圏全域で施工を行っております。複数の拠点を活かし、迅速かつ柔軟に対応いたします。お客様のニーズに応えるため、地域密着型のサービスを展開し、現地調査からアフターサポートまで一貫してサポートします。

受賞歴とメディア掲載

株式会社相川スリーエフは、これまでに多くの受賞歴を誇り、専門誌にも数多く取り上げられています。私たちの実績を是非ご覧ください。

提供するサービス

当社では、木造住宅やRC住宅の設計・施工はもちろん、宅建業者として土地探しからのサポートも行っています。クライアントの理想の住まいを実現するために、設計と同時進行で土地探しを進めることで、迅速かつ的確な対応が可能です。また、アフターサポートにも力を入れており、専任者が長期的にお客様をサポートいたします。保証内容もクライアントの希望に合わせてカスタマイズ可能で、他社にはない柔軟な対応を心掛けています。

私たちは、ハウスメーカーが提供する一律の保証とは異なり、クライアントのニーズに合わせたカスタマイズされた保証を提供します。例えば、通常の保証は「◯年ごとの点検」や「特定の工事を行わなければ保証が切れる」という条件が付くことが多いですが、当社ではクライアントの希望に応じた保証期間や内容を設定し、安心して長く住んでいただけるようにしています。

さらに、保証のための工事費用も格安で提供しており、クライアントが負担に感じることのないよう配慮しています。せっかく私たちにご依頼いただいた大切な住まいですので、末永く快適に過ごしていただけるよう、全力でサポートいたします。

お問い合わせ

当社に関するお問い合わせは、無料で承っております。ご相談や見積もり依頼、資料請求など、お気軽にご連絡ください。特に、新築やリフォームをお考えの方には、最適なプランをご提案いたします。

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「宮崎地震の影響と南海トラフ地震への備え:今すぐできる防災対策と耐震住宅の重要性(2024年08月10日)

 

 

地震被害と備えに関する情報

■被害に遭われた方へのお見舞い

宮崎県日向灘を震源とする今回の地震により、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。突然の大規模な地震で多くの方が日常生活を奪われ、深い悲しみと不安を抱えていらっしゃることに、私たちも胸を痛めております。復旧に向けて、一日も早く安心して過ごせる日常が戻ることをお祈り申し上げます。この地震は、私たちが日頃から防災に対する備えを見直すきっかけともなりました。

■地震の規模と被害の概要

令和6年8月8日、宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード7.1の大地震が発生しました。震源の深さは31kmで、宮崎県日南市では震度6弱、宮崎市や都城市では震度5強を観測。建物の倒壊や道路の損壊など、甚大な被害が広範囲に及びました。今回の地震は、地震活動が活発な地域においても特に大きな影響を与えており、特に宮崎県では、津波注意報も発令されましたが、幸いにも大きな津波被害は発生していません。しかし、地震活動が続いていることから、今後も警戒が必要です。

気象庁HP

■南海トラフ地震との関連

今回の地震に伴い、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。これは、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された際に発表されるもので、今回の宮崎地震がその初めてのケースとなります。この「注意」段階は、実際に巨大地震が発生する可能性が高まっていることを示しており、非常に緊迫した状況です。南海トラフ地震が発生すれば、関東地方から九州地方にかけて大規模な津波が襲うリスクがあり、特に東京湾内にも津波が到達する可能性が指摘されています。東京湾に津波が襲来する場合、湾内の浸水が深刻化する恐れがあり、沿岸地域では一層の警戒が求められます。

ハザードマップポータルサイト

■南海トラフが発生した場合、首都圏への影響

南海トラフ地震が発生した場合、首都圏にも甚大な被害が及ぶことが予測されています。シミュレーションによると、首都圏では震度5強以上の揺れが発生し、建物の倒壊や火災の発生が懸念されています。さらに、東京湾内で津波が発生する可能性もあり、浸水被害が広がる危険性が高いとされています。特に、江東区や中央区などの低地エリアでは、避難計画の見直しや、備蓄品の準備が急務です。こうしたシミュレーション結果を基に、耐震性や防火性を重視した建物への改修や新築が求められています。

シミュレーション画像

■地震への備え

地震に対する備えは、日常生活の中で意識しておくべき最も重要な課題の一つです。まず、住まいの耐震診断を受け、必要に応じて耐震補強工事を行うことが不可欠です。特に古い建物では、新しい耐震基準に適合しているかを確認することが必要です。また、家具の固定や避難経路の確保、非常持ち出し袋の準備など、家庭内でできる対策を徹底しましょう。さらに、自治体が提供する防災情報やハザードマップを活用し、周囲のリスクを認識することも重要です。そして、以下のサイト(東京備蓄ナビ)でご家族分の備蓄量を確認してください。想像以上の量です。日本の住宅は備蓄庫がありませんが、床下や収納スペースを上手に利用して、備蓄庫を作ることをお勧めします。

備蓄イメージ

東京備蓄ナビ

■耐震性の高い住宅

巨大地震に備えるためには、耐震性の高い住宅が必要です。新築を考える場合、特に鉄筋コンクリート(RC)造の住宅が推奨されます。RC造は地震の揺れに強く、火災にも耐性があるため、非常に安全です。また、木造住宅でも最新の耐震基準を満たす設計に加え、防火性能を強化することで、より 安全な住宅を実現できます。既存の住宅についても、耐震補強や火災対策を行うことが必要です。家族の命を守るため、今からできる備えを始めましょう。

相川スリーエフは、構造別に住宅を提案いたします。
RC住宅をご検討の方はこちら
木造住宅をご検討の方はこちら

■南海トラフ地震、首都直下地震

南海トラフ地震や首都直下地震は、日本全体にとって深刻な脅威です。30年以内に発生する可能性が高く、特に南海トラフ地震では最大で32万人以上の死者が想定され、首都直下地震でも甚大な被害が予測されています。今回の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表で、いつ発生してもおかしくない状態になったと思われがちですが、今までも同じく、いつ発生するかわからない状態でした。よく使われる言葉ですが「正しく恐れる」。その通りだと思います。とは言え、いつ発生してもおかしくないのは事実です。

もし、これらの地震が発生すれば、広範囲にわたるインフラ破壊や経済的損失が避けられません。最新のシミュレーション結果を基に、政府や各自治体は防災対策を強化しており、私たち一人ひとりもそれに対応する準備が求められています。

■密集地での被害と避難の重要性

東京23区などの密集地では、地震による被害が特に深刻化する可能性があります。特に高層ビルや狭い路地が多い地域では、建物の倒壊や火災が広がりやすく、避難経路の確保が難しくなる恐れがあります。そのため、事前に避難場所を確認し、家族や親族との避難計画を共有することが重要です。また、最悪の事態に備え、地方に住む親族との避難場所の調整も考えておくべきです。こうした防災対策は、一人ひとりの命を守るだけでなく、地域全体の安全を確保するためにも必要不可欠です。

南海トラフ地震が発生した場合、東側で発生の場合、西側で発生の場合、その時どうするか。名古屋大学名誉教授あいち・なごや強靭化共創センター長、福和伸夫教授監修の漫画です。

西側で発生した場合の漫画

東側で発生した場合の漫画

相川スリーエフは、新築だけではなく、耐震補強工事を含む改修工事も行なっています。多くの古い木造住宅が、東日本大震災の大きな揺れでも持ちこたえました。しかし、柱と梁の接合部が緩んだり、瓦の下地がズレるなど、あらゆる部分にダメージを受けている可能性もあります。気になる箇所があればご相談ください。

 

夏季休暇のお知らせ(2024年08月04日)

夏季休暇のお知らせ

平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら下記の期間を夏季休暇とさせていただきます。

休業期間:2024年8月10日(土)〜 8月18日(日)

休業期間中にいただいたお問い合わせやご注文につきましては、2024年8月19日(月)より順次対応させていただきます。

お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

LIXILアルミフロント及び曲げ加工製品、ビルサッシ代理店様の受注を開始いたします。(2024年08月03日)

 

 

相川スリーエフ:建材カンパニー新たな取り組み

当社はLIXILフロントサッシ及び曲げ加工品を製作しています。

株式会社相川スリーエフは、LIXILのアルミフロントサッシを自社で製作しています。また、アルミ、スチール、ステンレスの曲げ加工品も製作しております。私たちは精度の高い製品を作ることを最大のミッションに掲げており、おかげさまで多くのお客様から信頼をいただいています。販売先の大半は株式会社LIXIL様ですが、古くからお取り引きのある限られたビルサッシ代理店様からのご依頼も承っております。

現在、生産量を増やす取り組みを行っており、今までは工場で行っていた積算業務を当社のビルサッシ積算課に移行します。また、工場製作スタッフの増員を社内で調整中です。今後は、LIXIL様から引き続きご依頼いただきながら、LIXILビルサッシ代理店様からのご依頼もいただける体制を構築いたします。

サッシ代理店様の製造パートナーとして

相川スリーエフは、LIXILビルサッシ代理店様の頼れる製造パートナーを目指します。LIXILビルサッシ代理店様は、自社で積算はもちろん、設計施工を行なっています。当社は、それらの機能を持つ代理店様とお取り引きすることで、製造に特化いたします。これにより安定した販売価格を保っております。

私たちはLIXIL様や代理店様の組織の一部であり、工場としての役割を果たすことに注力します。

シンプルで効果的なプロセス

  • 図面の受領:代理店様が作成した図面をお預かりします。
  • お見積もり:サッシ図面に基づいて、迅速にお見積もりを行います。受注前で複雑な製品の場合は、建築図面から当社が拾い出し、積算を行います。VE・CD案もご相談ください。
  • 製作開始:ご注文書を取り交わした後、製作を開始します。製品納期は物件規模や形材納期により異なりますが、できる限りご希望の納期を遵守します。
  • 搬入:製作が完了次第、ご指定の納品日に当社工場より搬入します。お引き取りも可能です。

このシンプルな流れにより、代理店様の業務がスムーズに進行し、効率的なプロジェクト運営をサポートします。

手厚いサポート体制

  • 迅速なお見積もり:図面を受領後、素早くお見積もりを提出します。
  • 柔軟な価格交渉:最終価格の調整において、代理店様にとって最適な条件を提供します。
  • スムーズな納品:製作が完了したら、約束通りに納品します。

技術力と品質の向上

相川スリーエフは、常に技術力と品質の向上を追求しています。工場内で曲げ加工品も行っているため、フロントサッシの付属部材も同時に加工、納品が可能です。例えば、アルミ曲げ加工の額縁や、連窓部の特殊曲物、ステンレスの曲げ加工庇など、あらゆるニーズにお応えします。代理店様の提供する製品の競争力を強化し、建築業界での評価をさらに高めることを目指します。

今後の展開

これからも相川スリーエフは、サッシ代理店様との協力関係をさらに強化し、共に成長していくことを目指します。新しい技術の導入や製品ラインナップの拡充を通じて、建築業界の多様なニーズに応え、より多くのプロジェクトで私たちの製品が選ばれるよう努力してまいります。

工場は三郷市田中新田です。同じ三郷市の半田には、弊社所有の工場に、スチールドアを製作するパートナー企業が入っています。SDと同時の搬入も可能です。ご相談ください。

相川スリーエフは、代理店様の強力な製造パートナーとして、未来の建築を支える企業としてますます発展していきます。

LIXILビルサッシ機能を持つ代理店様からのお問い合わせをお待ちしております。

 

討論、木造住宅とRC住宅どっちがいい? 友人同士の本音トーク お客様インタビュー(2024年08月15日)

 

 

お客様インタビュー:木造住宅とRC住宅、友人同士の本音トーク

インタビュアー: 佐藤凛

インタビュアー: 今日は、木造住宅にお住まいのSHさんと、RC(鉄筋コンクリート)住宅にお住まいのNKさんにお話を伺います。お二人は長いお付き合いだと伺いましたが、それぞれの住宅に住んでみてどう感じているのか、ざっくばらんにお話いただければと思います。

SHさん: はい、よろしくお願いします。僕は3年前にハイクラスのハウスメーカーで木造住宅を新築しました。木造一択でした。だって、住宅性能値は最高だし、環境に優しい木造がこれからは転売しやすいと言われたので。木造ビルも増えていますしね。ただ、本音を言いますよ。正直言うと、木造住宅は強風時に揺れて怖いんですよ。特に台風のときは最悪です。家全体が揺れて寝ていても目が覚めるし、「大丈夫かな?」って思っちゃいます。

インタビュアー: そうなんですね。それはちょっと不安になりますね。NKさんのRC住宅では、そういった揺れはどうですか?

NKさん: 僕は建築家の友人宅に遊びに行ったとき、RC住宅を初めて知りました。その友人に相談したら、RC住宅が最強だと、、。木造は国の政策で推奨されているから性能値が高く出やすくなっているだけで、例えばRCの断熱性能はめちゃくちゃ高いよ。だって気密性能って知ってる?隙間が小さいほど良いんだけど、コンクリートを基礎から隙間なく打ち上げていくんだから隙間が無いんだよ。何より静かで揺れないよ。これを聞いて、RCにしました。実際に2年住んでいるけど揺れを感じないんですよ。台風が来てても、「本当に外で嵐が来てるの?」って思うくらい静かで、全然気にならないですね。むしろ、SHの話を聞いてびっくりしました。

SHさん: いやー、ほんと羨ましいよ。しかも、NKの家って今年の猛暑でも冷えっ冷えだよな。真冬もあったかいもん、鉄筋コンクリートのイメージが変わったよ。

NKさん: そうそう、断熱材がしっかりしてるから、真夏でもエアコンが効きやすいし、涼しいんだよね。断熱材と断熱窓をしっかり選択すれば大丈夫って建築家に言われたから、じゃあ、設計してよ、と頼んだんだ。木造は柱と梁で構成されているから、そこから隙間を徹底的に埋め尽くすという工程があるでしょ。びっしり断熱材をはめ込むから、断熱性能は全く問題ないよね。

SHさん: 断熱は最強だろうね。まったく問題ないよ。何より木に囲まれて住んでいるっていう感覚があって、なんかホッとする感じがあるんだよ。これが日本の文化なのかな?そもそもさ、木造住宅って安いと思ってたんだけど、それは勘違いだった。家を建てるときにあちこちから見積もりを取ったんだけど、ローコストだと2,500万円くらいで、ミドルクラスのハウスメーカーだと4,500万円、ハイクラスになると5,800万円って感じだったんだ。それぞれのモデルハウスに行ってみたんだけど、その価格差はすぐに分かったよ。

NKさん: へぇー、何が違うの?

SHさん: 柱の太さとか梁の太さとか、構造はさほど変わらないんだけど、ローコスト住宅は、なんて言うのか、全部偽物なんだよね。この前までマンションに住んでいたんだけど、室内ドアとかフローリングは本物の木かと思ってたんだ。でもあれ、木目調のシートを貼り付けてあるんだぜ。で、CMでお馴染みのローコスト住宅は、まさにそれ。キッチンとかユニットバスも、色とかで豪華に見せてるけど、調べるとグレードの低い商品で揃えてるの。キッチンメーカーのショールームでこっそり、「グレードの差ってなんですか?見た目は同じですよね?」と聞くと、「まずは表面材です。安いグレードは剥がれやすかったり、汚れが付きやすい。高級グレードはピアノの仕上げと同じような塗装です。同じ色でも比較してください。光沢や手触りが違うのが分かりますでしょ。」って、本当に全く違うんだよ。驚いたよ。室内ドアも安いグレードは、紙に木目をプリントしているんだって。それを木屑をノリで固めて作ったドアに貼り付けてるんだよ。こんなの知らないでしょ。普通は。

インタビュアー: SHさん、よく調べましたね。その通りなんです。同じように見えても、例えば賃貸マンション用に使う製品と、分譲マンション用は違いますし、建売用と注文住宅用も違うんです。材質を比較することなく出来上がった内装を見れば、一般の方には判別できません。でも、長く住むと、プリントなので剥がれてきます。何よりプリントなので、劣化しないんです。ですから、30年後も角は剥がれているのに、木目柄はピカピカという、おかしな現象が起こったりします。天然木の場合は時間の経過とともに色が変わります。床や造作材と一緒に素敵に劣化します。

NKさん: なるほど。うちは建築家が素材にこだわったから、全部が自然素材なんです。建材メーカーの規格ドアも美しい柄なので、それで良いと言ったのですけど、やめとけ、と。その意味が分かりました。ところでSHは結局どこのハウスメーカーにしたの?

SHさん: 結局、ハイクラスのハウスメーカーに決めたんだよね。モデルハウスでは、壁や床は本物の木だし、キッチンやユニットバスは国内メーカーの最高級品が使われていてさ。でも、僕はユニットバスがあまり好きじゃなかったから、ホテルみたいなバスルームにしたり、玄関ドアを重厚感のある鉄製にしたんだ。結果的に7,000万円を超えちゃったよ。(笑) RCを知っていれば、もっと選択肢が広がってたかもなぁ。

NKさん: なるほどね。でも、結局7,000万円かけたんだとしたら、RC住宅も視野に入れてみても良かったかもね。うちも同じくらいかかったけど、あの堅牢さや静かさを考えると、満足してるよ。

インタビュアー: 差し支えなければ、おいくらでしたか?

NKさん: 別にいいですよ。建築費は外構工事を別にして、7,500万円でした。

SHさん: え?うちと変わらんな。RC住宅も建てられたんだなー。ちょっと後悔。でもまぁ、風が強くなければ快適だよ。地震は仕方ないけどね。RCだって地震では揺れるだろ?

NKさん: 揺れるよ。でも、揺れが少ないね。RCでも壁式RCという構造なんだ。これは建築家が推奨してくれたんだけど、壁が耐力壁になっているから、ある意味カッチカチの家で、揺れが少ないし、何より頑丈だからって言ってたよ。

インタビュアー: 実際に揺れを感じることが少ないというのは大きな安心感ですよね。

SHさん: そうなんだね。ちょっと気になるんだけどさ、地震で揺れるじゃん?そうすると、木造の場合、揺れた時に、柱と梁を繋ぐ金物のボルトって緩まないのかね?何回も地震が来ると緩むような気がするんだけどな。どうなの?

インタビュアー: 実際は緩みます。これは仕方ないですね。緩みにくい仕組みになっているのですが、地震の力って信じられないほど強いんです。東日本大震災の時、木造のお客様から、壁紙のクロスが切れたとか、下地のボードが割れた、室内ドアが開かない、といった問い合わせが結構ありました。これは、柱や梁が大きく動いたからです。つまり、接合部もダメージが大きく出ているはずです。でも、締めなおすのは困難なんです。一方で、壁式RCのお客様からは問い合わせはありませんでしたね。唯一あったのが、窓開口部の端の壁にクラックが入った、というものでした。コンクリートの中には複雑に鉄筋が絡み合っているんですが、一定の場所に力がかかったのだと思います。クラックは補修できるので綺麗になりました。

NKさん: そもそも、住宅って何年保つのでしょうね。

SHさん: それ、俺も気になって建築家に聞いたんだけど、「結論はメンテナンス次第」だって。欧州には200年以上の住宅やアパートがいっぱいあるしね。日本はスクラップ&ビルドの文化があるから、良い住宅を作らなかったんだよね。断熱性能が良くなったのも最近だし、耐震性能もね。

インタビュアー: その通りですね。法定耐用年数からすると、RCが47年で、木造が22年ですから、RCの方が長く使えるとされています。それは事実なのですが、RCは外壁塗装や防水をしっかり行えば100年以上は問題ないですし、木造も同じだと思います。ただ、木造の場合、シロアリの問題や、火災、洪水など、災害にはどうしても弱いので、建築場所によると思います。地盤の良い高台で、ハザードマップでも問題のなさそうな場所に建築すべきですね。微妙な場所にはRCがお勧めです。

SHさん: え?我が家はハザードマップでは一応危険と、、。木造ヤバいんですか?

インタビュアー: いえいえ、、。何が発生しやすい場所なんですか?

SHさん: 洪水で一級河川が氾濫するという、、。ないと思うんですけど。あったら東京全滅じゃないかと、、。

インタビュアー: なるほど。事実を言うと、激流の場合、木造は流されやすいです。映像で見られたことがあると思いますが、残るのはRC住宅やRCのビルですよね。今、木造のハウスメーカーが浮く家を研究開発していますが、それは浸水対応の住宅で、激流には対応していません。RC住宅でも流されはしませんが、内装や電気設備はダメになりますので、大きな改修工事が必要になります。ただ、家そのものは残ります。

SHさん: 何か良い方法はないですか、、今から。

インタビュアー: 本気で考えるならば、家のまわりを高くて頑丈なRCの擁壁で囲って、入り口には止水板を設置することです。

SHさん: そうですか。見積もってもらおうかな。

インタビュアー: 隣地の状況にもよるので、本気でお考えなら設計を向かわせますよ。ところでNKさんは、ハザードマップを確認しましたか?

NKさん: しました。建築家に言われて。うちは、世田谷区ですが、小さな川が氾濫したら浸水するエリアです。なので、1階の床を結構高くしました。あとは、首都直下型地震くらいですかね。地震は乗り切れますが、周辺の火災が怖いのでRCは最適と考えました。

インタビュアー: 万全ですね。あとは備蓄でしょうか。

NKさん: そうなんですよ。備蓄庫を作りました。1階の床を高くしたおかげで、床下が備蓄庫になったんです。というより、そのように設計してくれたんですけど。水や食料は完璧です。太陽光パネルも設置して、蓄電池もあります。蓄電池は浸水しない場所になってます。これもまあ、建築家のアイディアです。

SHさん: ほんと万全だな。流石にそこまで提案されなかったー。それがハウスメーカーなのかなー。外構工事も最初50万円見といてください、って言われたけど、完成に近くなってきたころ見積もりもらったら、500万円オーバー。10倍じゃん、と言って、焦って他社に頼んだよ。他社に頼む人が多いらしいよ。家さえ売れれば良いのかね。

NKさん: そりゃひどいな。うちは、RCだから、建物と一緒に外壁なんかを造ったので安かったよ。というより、建築費の一部に外構が入っているんだな、よく考えると。そう考えると安かったのかもな。

SHさん: 外構いくらした?

NKさん: 300万円で、照明や植栽もデザインしてもらったよ。

SHさん: そりゃ安いな。俺は500万円の他に植栽だった。なんだかんだで600万円だね。

NKさん: でも、完璧な外構じゃん。家も立派だし。うちは、外構も家もシンプルな、コンクリート打ち放し。本当にSH邸とは雰囲気真逆だね。

SHさん: そうだね。NK邸は芸能人の家って感じだよな。うちは、なんだろう。

NKさん: お前の家はハイブランドを隠して凛とした佇まい。会社経営者の豪邸って感じだよな。まあ実際そうだし。

SHさん: そうかー?コンクリート打ち放し、やっぱ憧れるよ。

NKさん: でも、RC住宅って全国で1%だけなんだってな。国が公表してた。都内はもっと多いけどね。多分。

SHさん: 30年後が楽しみだな。木造住宅の価値とRC住宅の価値、どうなってるんだろう。今は環境問題やカーボンニュートラル実現に向けて、木造が正義みたくなってるけど、スクラップ&ビルドがなくなると、RCの価値は高まりそうな気がするね。

NKさん: どうだろうね。確かに、RC住宅を解体するには、木造の倍の費用がかかるから、スクラップ&ビルドの時代だと、木造の方が売りやすかったかもな。でも、壊さず長く住み続けるなら、RCの価値は高まる可能性はあるね。とはいえ、木造だって本当に良い家は資産価値は継続すると思うな。本当は、構造を剥き出しにするデザインが良いんだけどね。昔の家屋は和室がメインで柱や梁が剥き出しの美しい部屋だった。でも今は洋室が主流で、柱や梁は隠れちゃうもんね。だから、構造材は安い材質で良いらしい。悲しいね。

SHさん: とにかく、メンテナンスをして、自分たちの住宅を綺麗に大切に使うことだね。目標はひ孫の代まで保たせることかな。

インタビュアーからのまとめ:

インタビュアー: それぞれの住宅の良さが見えてきましたね。最後に、お二人から一言ずつ、住まいについて感じていることを教えていただけますか?

SHさん: 勉強になりました。木の家に住むのは当たり前かと思っていたけど、考えさせられることが多かったです。木造住宅は日本の文化でもあり、木に包まれて暮らす贅沢さがあります。でも、RC住宅の静かさや堅牢さもすごく魅力的だと分かりました。もし、次に家を建てるとしたら、もう少し選択肢を広げて考えてみたいと思います。

NKさん: 僕はRC住宅にして、家族の安全をしっかり守れてるっていう安心感があるから満足してます。子供のころ、田舎のお婆ちゃんの家が昭和初期の木造住宅でした。縁側でスイカを食べたあの思い出は、日本人のアイデンティティを感じます。木造住宅の良さは心に染み付いている気がします。ただ、都心の場合は、大切な家族の命を守ることを優先しました。結果、RCにして良かったかな。出来ることなら、自然災害から命を守るために、RC住宅に補助金を出してもらえると良いですね。やはり、建築費は高いですから。

インタビュアー: 今日はありがとうございました。木造とRC、それぞれの魅力が分かりました。当社は、木造とRC、ときには鉄骨、いろいろな住宅やマンションを建築します。それぞれの特徴を知っていますが、実際にお住まいになっているお二人のご意見はとても参考になりました。今後も、しっかりとアフターメンテナンスを行なって、ひ孫さんの時代まで守り続けましょう。どうもありがとうございました。

[インタビューを終えて当社からひとこと]

住宅は奥深いです。当社は、RC住宅と木造住宅、どちらも建築しています。今回のRC住宅、NK邸は当社で建築しました。建築家の先生の設計です。美しい住宅に仕上がりました。木造住宅も建築家の先生と一緒に多くの物件を手掛けています。受賞歴も複数あります。どちらの構造にも魅力はあります。インタビューでも話題になりましたが、ハザードマップで危険度を知ることや、近隣の住宅がどのような状態なのか、海抜はどの程度なのか、様々な情報を得て、可能ならば建築家と一緒に素晴らしい住宅をつくりましょう。最高の作品に住んでいただくことを当社は全力でサポートします。

株式会社相川スリーエフは、木造住宅、RC住宅、それぞれのブランドをご用意しています。是非ご覧ください。建築家と一緒に美しい作品をご提供いたします。また、土地をお探しの場合もご相談ください。不動産営業が最適な土地をを探しいたします。

木造住宅 https://oneslife-home.com

RC住宅    https://r-label.jp

 

※インタビュー記事は文字を書き起こしておりますため、乱れている箇所があるかも知れません。ご了承ください、

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