庭に「樹脂スケートリンク」がある家。春も夏も滑れる“通年リンク住宅”という新しい贅沢
「冬のイベントで見かける街中リンク」が、いま静かに進化しています。氷ではなく、樹脂パネルで作る“合成(樹脂)スケートリンク”が増え、冷却設備なし・水なし・短工期で設置できることで、春も夏も滑れる時代へ。
そして次に起きるのは、商業施設だけではありません。“自宅の庭にリンク”――それも、リビングから直接眺め、扉を開ければすぐ練習が始まる住宅。そんな夢が、現実の設計テーマになり始めています。

「冬のイベントで見かける街中リンク」が、いま静かに進化しています。氷ではなく、樹脂パネルで作る“合成(樹脂)スケートリンク”が増え、冷却設備なし・水なし・短工期で設置できることで、春も夏も滑れる時代へ。
そして次に起きるのは、商業施設だけではありません。“自宅の庭にリンク”――それも、リビングから直接眺め、扉を開ければすぐ練習が始まる住宅。そんな夢が、現実の設計テーマになり始めています。

ここ数年、都心の商業施設や公園で見かけるスケートリンクが変わってきました。従来の「氷リンク」は、下地の整備、水張り、凍結、冷却装置の稼働、削氷(整氷)と、運営の裏側に手間とエネルギーがかかります。もちろん“本物の氷”の魅力は揺らぎませんが、短期イベントとしてはコストと段取りが重いのも事実です。
そこで存在感を増しているのが、樹脂パネルを組み合わせて作る合成リンク。設置の主役は冷凍機ではなく、素材の滑走性能そのものです。パネルを組むだけでリンクの形ができ、撤去も比較的容易。結果として「イベントとして成立しやすい」ため、街の冬の風景に溶け込みました。
そして、ここが重要です。街中で普及が進むということは、「ノウハウと供給が整ってきた」ということ。つまり次は、住宅・別荘・ホテル・中庭など、半プライベート空間へ移っていくのが自然な流れです。
合成リンクの多くで中心素材となるのが、UHMWPE(Ultra High Molecular Weight Polyethylene:超高分子量ポリエチレン)です。分子鎖が非常に長く、耐摩耗性、耐衝撃性、低温環境での粘り強さ、そして滑りに関わる「摩擦特性」に優れます。
初期の合成リンクは「滑りが重い」「潤滑スプレーが必要」「転ぶと服が汚れる」などの課題がありました。ところが近年は、
といった改良が積み上がり、「氷と完全に同じ」ではなくとも、家庭練習・子ども・初心者が“楽しめる品質”として普及にアクセルがかかりました。
ここは、誤解が生まれやすいので正直に書きます。合成リンクの技術は、ある1社の“単独特許だけ”で世界が動いているわけではありません。多くのメーカーが、次の要素で差別化しています。
住宅用途の検討で名前が挙がりやすいのは、概ね次の系統です(※ここでは“優劣”ではなく“特徴の方向性”として整理します)。
合成リンクで“特許”と言う場合、多くは「パネル接合のロック形状」や「滑走性を安定させるための層構造・含浸技術」など、製品ごとの工夫に紐づきます。たとえばPolyGlideは、製品仕様として“Patented”を明記し、接合(Grip-Lock)や滑走性に関わる技術表現をしています。Gliceも製品や公式情報で独自技術を打ち出し、会社資料には創業背景と開発思想が整理されています。
住宅計画として重要なのは、「どの特許か」よりも、①住宅環境(屋外・日射・雨)での耐久、②メンテの現実性、③安全設計、④近隣配慮――この4点をクリアできる仕様選定です。ここを外すと“夢”が“苦情案件”になります。
きっかけは大きく3つです。
そして、ここが住宅とつながります。住宅も同じです。素材と技術の進歩は、贅沢を増やすためだけではなく、“日常をラクに、長く快適にする”ために存在する。高性能窓・断熱・外構・中庭計画も、まさに同じ思想の延長線上にあります。
結論から言うと、自宅設置は可能です。実際に「家庭用」「自宅練習」向けのパネルやレンタルを案内している事業者も存在します。小さく始めるなら、ガレージや庭の一角に“練習サイズ”で設置するのが現実的です。
住宅で人気が出やすいのは、競技リンクをそのまま目指すのではなく、目的を決めて最適化したサイズです。
住宅は「敷地の余白」が限られる分、設計の勝負はサイズではなく納まりです。リビングのガラス越しにリンクが見えるだけで、家の価値は一段上がります。
消費者が一番知りたいのは、ここです。正直に言うと、費用は「リンク材」だけで決まりません。住宅の場合は外構工事(下地・排水・囲い・照明)が効きます。そこで、現実的な見積りの出し方に合わせて整理します。
海外では、パネルの単価が公開されている例もあります。例えば、家庭向け小型パネルが“1枚あたり数十ドル”、商業グレードの大型パネルが“1枚数百ドル”といった価格帯が見られます。日本で導入する場合は、輸送費・関税・代理店対応の有無で変動します。状況に応じてメーカーや施工方法を検討します。以下の価格はあくまで参考です。掘削や平らなコンクリート下地、リンク周辺の縁、電気工事、フェンス、オーニングなど付帯工事がかかります。
| 区分 | 想定 | 費用の考え方(目安) |
|---|---|---|
| 家庭用(練習サイズ) | ガレージ・庭の一角 | パネル費:数十万〜200万円台(面積とグレードで大きく変動)+建築費900万円ほど。 ※まずは「小さく始める」ほど失敗しにくい |
| 住宅の“庭リンク”(しっかり) | 景観・外構込み | パネル費:400万〜800万円(面積・グレード) 外構(下地/排水/囲い/照明):800万〜1,590万円 合計:1400万〜2,390万円が“現実ライン” |
| 別荘・中庭の“資産化リンク” | 設計で価値をつくる | 合計:2,500万〜5,500万円超も十分あり得る (ガラス面の演出、照明計画、植栽、音対策、観客導線などを含む) |
※上記は「相場の考え方」を掴むための目安です。実際は面積、屋外か屋内か、日射条件、下地状況、近隣配慮の必要度で大きく変わります。だからこそ、住宅会社が“外構まで一式”で見られるかが重要です。
氷リンクは冷却運転が続く限りランニングが出ます。一方、樹脂リンクは冷却が不要な代わりに、清掃と表面コンディションが質を左右します。
「実現するのか?」への答えは、YESです。ただし満足するには“設計”が重要です。相川スリーエフは建物はもちろん、外構(お庭)の設計施工も得意としています。
こうなると、リンクは単なる遊び場ではなく、家の価値を引き上げる「景観装置」になります。春も夏も練習できるという機能性に、夜景という美しさが加わる。
スポーツ施設と住宅の違いは、日常の油断です。だから住宅リンクは、最初から“事故が起きない形”に寄せるべきです。
住宅地で本当に大切なのは、近隣との関係が壊れないこと。音の出方は配置で変わります。リンクを敷地の中央に寄せる、壁や植栽で遮音の方向を作る、利用時間を設計に組み込む。これは「外構の設計力」が必要な領域です。
スケートリンク付き住宅は、「リンクだけ」の話ではありません。新築なら、建物の構造計画、断熱・窓計画、外構計画が一体です。ここで相川スリーエフの強みを実感いただきたいのです。
そして、窓が重要です。リンクが庭の主役になるほど、リビングの開口は「家の顔」になります。断熱性、結露対策、耐久、そして景色を切り取るフレームの美しさ。ここは建材のプロとして、相川スリーエフが本気で提案できる領域です。
“窓だけじゃない、スケートリンクまで樹脂に”――素材の進化が暮らしを変える。私たちは、その変化を住宅の価値へ変換します。
樹脂リンクは、氷の代用品ではありません。冷却が不要で、春も夏も滑れるという時点で、体験の意味が変わります。子どもが毎日練習できる、家族がリビングから眺められる、夜は庭の主役になる。
それは“余暇”を増やすだけでなく、暮らしの質を上げ、家の価値を上げる「資産」になり得ます。
スケートリンク付き住宅は実現可能です。ただし成功の鍵は、平滑な下地・排水・日射・安全・近隣配慮を最初から織り込むこと。ここは“外構まで一式”で見られる相川スリーエフにお任せいただいた方が、結果的に安く、早く、きれいにまとめます。
「庭に樹脂リンクは置ける?」「リビングとつなぐならどんなプラン?」「RC/木造/鉄骨、どれが合う?」「まずは練習サイズで始めたい」――全部まとめて整理し、敷地条件から“成立する形”へ落とし込みます。
まずはお気軽に、敷地の状況(概略でOK)と、やりたいリンクのイメージ(大きさ・用途)をお聞かせください。概算の考え方から一緒に作ります。
ご興味があればぜひ当社へ「スケートリンク付き住宅」「庭 スケートリンク」「樹脂スケートリンク 自宅」「合成アイスリンク 住宅」「RC住宅 中庭 スケートリンク」「リビングからリンクが見える家」「通年 スケート 練習 自宅」「自宅でアイスホッケー」「スケートリンクが欲しい」
Column / Funabashi Tower Life
千葉県船橋市に、最高価格7億円超・地上51階建て・総戸数677戸という、
県内最高層のタワーマンション「プレミストタワー船橋」が誕生します。
「タワマンか、それとも戸建てか」。首都圏で住まいを考える多くの方にとって、
ひとつの“象徴的な選択肢”になりそうなプロジェクトです。

「千葉県船橋市に、最高7億円超の住戸を含む地上51階建てタワーマンションが建つ」。
そんなニュースに、地元の方も、都内にお住まいの方も、思わず目を止めたのではないでしょうか。
プロジェクト名称は「プレミストタワー船橋」。
JR総武線・総武快速線・東武アーバンパークラインが乗り入れる
「船橋」駅から徒歩2分、京成本線「京成船橋」駅へもペデストリアンデッキでつながる、
いわば船橋の“表玄関”そのものに計画された複合タワーマンションです。
総戸数は677戸。その半分以上が1億円を超える「億ション」になる予定で、
最上階51階のトップクラス住戸は7億円超の水準が見込まれています。
地方都市のイメージが強かった船橋に、これだけの価格帯のタワーが登場するという事実そのものが、
すでに「街のブランドの変化」を象徴していると言えるでしょう。
一方で、数字だけを見て「別世界の話」と感じる必要もありません。
船橋は、人口約65万人・中核市最大の人口を誇る“商都”であり、
東京駅へ直通約25分という高い交通利便性を持つ街です。
もともと「都心クオリティの暮らしを、少しゆとりある価格で手に入れたい」
というニーズが集まりやすいポジションにあります。
まず、プレミストタワー船橋の概要を整理してみます。
50階超の新築分譲マンションは千葉県内でも唯一の存在とされており、
「千葉県最高層のタワーレジデンス」という位置づけになります。
街のシンボルとしての役割も担う、非常に象徴的なプロジェクトだと言えるでしょう。
プレミストタワー船橋では、上層階になるほど天井高や仕様をグレードアップさせた
3つのゾーン構成が採用されています。
最上層の「Top Suite」は、49〜51階のプレミアムフロア。
専有面積は約134m²前後のプランも想定され、
リビングダイニングの天井高は約3,200mmと、ホテルのスイートのような開放感です。
頭上の空間的なゆとりに加え、素材や設備もより上質なものが採用されるとされており、
まさに「船橋の頂き」にふさわしい住戸グレードです。
「Upper Suite」(41〜48階)は、天井高約2,900mm。
都心タワーでも上位グレードに匹敵するゆとりあるスケール感で、
面積・間取りのバリエーションも豊富です。
「Superior」(6〜40階)は、天井高約2,600mm。
一般的なマンションよりもやや高めの設定で、日常のリビングでも
「縦のゆとり」を感じられるつくりになっています。
外観デザインは、かつて船橋の海を行き交った「五大力船の帆」をモチーフにしたとされています。
白を基調としたファサードは、東京湾の光を受けてきらめき、低層部には木質感や格子意匠を取り入れ、
かつての宿場町の風景との連続性も意識されています。
共用部には、2層吹き抜けのグランドエントランスホールをはじめ、
ラウンジ、パーティールーム、フィットネスルーム、ゲストルーム、ワークスペースなど
多彩な空間が計画されています。
海や森など船橋周辺の自然に着想を得たインテリアデザインで、
タワーの中にいながら“オーガニックなやすらぎ”を感じられるのがコンセプトです。
プレミストタワー船橋の日常風景をイメージするには、
船橋駅南口エリアの街の表情を知ることが一番の近道です。
船橋は、古くから「千葉の商都」と呼ばれてきました。
駅前には、
といった商業施設が歩いて数分の範囲に凝縮しています。
プレミストタワー船橋に住むと、「雨の日でも、ほぼ傘なしで生活が完結する」
というのが大きな魅力です。仕事帰りに駅で食材とワインを買い、
そのままデッキで自宅へ。週末はデパ地下でちょっと贅沢なお惣菜を選んで、
上層階のリビングで夜景を眺めながらゆっくり晩酌――。
そんなライフスタイルが、ごく自然な日常になります。
そして、駅南口の魅力を語るうえで外せないのが「山口横丁」周辺です。
細い路地に古い建物が連なり、立ち飲み屋や大衆酒場がぎゅっと集まった一角は、
かつて宿場町として、また漁師町として栄えた船橋の歴史を色濃く映し出しています。
山口横丁は、夏見・金杉方面の農村と、湊町方面の漁師町を結ぶ重要な通りとして
多くの商家が並んでいた歴史を持ちます。今でも、昭和の雰囲気を残す店構えの酒場や、
古民家を活かした新しい居酒屋が立ち並び、仕事帰りの会社員から
地元の常連さんまで、幅広い年代が集う“大人の遊び場”として愛されています。
プレミストタワー船橋に住めば、
「平日は百貨店の惣菜と自宅のキッチン」、
「週末は山口横丁でちょっと一杯」といった、
モダンとレトロが同居した暮らしを楽しめます。
駅前のネオンと、古い路地の提灯が同じ視界に入る――
それは、都心の新興タワー街にはない、船橋ならではの魅力かもしれません。
船橋南部の顔といえば、やはり「ららぽーとTOKYO-BAY」。
約440店舗が集まる日本有数のショッピングモールで、
ファッションから雑貨、映画館、レストラン、子どもの遊び場まで、
まさに「一日いても飽きない」規模感です。
プレミストタワー船橋からは、電車でもバスでもアクセスしやすく、
休日にふらっと映画とショッピング、ランチを楽しむのにぴったり。
「表参道や銀座に出なくても、十分に満足できる」という声も多い、
船橋の“第二のリビング”のような存在です。
ららぽーとと並ぶアイコンが、IKEA Tokyo-Bay。
日本で最初にオープンしたIKEAストアであり、
船橋は「北欧デザインのインテリア文化が根付いた街」とも言えます。
新しいタワーマンションで暮らすなら、家具・照明・テキスタイルにもこだわりたいところ。
IKEAや周辺のインテリアショップを回りながら、
自分だけのリビングコーディネートを考える時間は、
タワーライフの大きな楽しみのひとつです。
さらに南へ足を伸ばすと、「ふなばし三番瀬海浜公園」があります。
潮干狩りやバーベキューが楽しめる海辺の公園で、
テニスコートや野球場、広い芝生広場、展望デッキなども備わっています。
タワーマンションの高層階から東京湾を眺め、
週末には実際に海辺まで出かけて潮風を感じる――。
「空と海の両方を近くに感じる暮らし」が叶うのは、
ベイサイド都市である船橋ならではの豊かさです。
船橋市は、人口約65万人と、全国の中核市の中でも最大規模の人口を抱えています。
それを支えるために、医療体制も充実しています。
急性期医療からリハビリ、在宅医療までカバーする体制が整えられており、
「いざという時に頼れる病院が近くにある」ことは、
特にご高齢の方や小さなお子様がいるご家庭にとって大きな安心材料になります。
教育面でも、船橋市は選択肢の多さが特徴です。
市内には、
と、多数の学校があり、進学率や教育環境に関するデータも安定しています。
公立高校では、県立船橋高校が千葉県トップクラスで、お隣のJR東船橋駅から徒歩。市立船橋高校もスポーツや音楽で有名ですが同じく東船橋駅から徒歩です。プレミストタワー船橋からは自転車通学も余裕です。私立では、歴史ある東葉高等学校など、多様な教育方針の学校も選べます。
プレミストタワー船橋のような駅前タワーに住む場合、
通学のしやすさは大きなメリットです。総武線・東武線・京成線を使えば、
船橋市内だけでなく、都内・千葉市方面の学校へもアクセスしやすく、
「子どもの成長に合わせて学校の選択肢を広げられる」ことも、
この立地ならではの価値といえます。
ここまで南部の海側を中心にご紹介してきましたが、
船橋の魅力は北側エリアにも広がっています。
代表的な存在が、「ふなばしアンデルセン公園」です。
東京ドーム約7個分という広さを誇るこの公園は、
世界最大級の旅行口コミサイトのランキングで日本のテーマパーク部門上位に選ばれたこともある、
全国的にも評価の高いスポットです。
園内には、
が広がり、家族で一日過ごしても遊び尽くせないほど。
船橋駅前のタワーマンションに暮らしながら、
休日には車やバスでアンデルセン公園へ――。
「都市の便利さ」と「郊外の自然遊び」の両方を
無理なく楽しめるのは、船橋という街の大きな魅力です。
プレミストタワー船橋は、単なる住宅棟ではなく、
駅前ペデストリアンデッキの新設や緑豊かな広場などを含む複合開発の一部でもあります。
駅と街とタワーが立体的に結びつくことで、
船橋駅前の回遊性や安全性が高まり、「街の玄関口」としての印象も大きく変わっていきます。
その結果、船橋という街全体のブランドイメージが引き上げられ、
既存のマンションや戸建てにとっても、資産価値の底上げにつながる可能性があります。
一般論として、駅前に大型の高級タワーマンションが誕生すると、
その周辺エリアのマンション価格にも「タワー効果」があらわれるケースが多く見られます。
こうした要素が重なることで、既存マンションの取引価格がじわじわと上昇する
例は、首都圏の各エリアで見られます。
船橋でも、同様の動きが今後数年〜10年スパンで現れてくる可能性は十分にあるでしょう。
ただし、タワーマンションの最上階や大きな専有面積の住戸を買うことが、
すべての方にとってベストな選択とは限りません。
「駅前タワーが建つ街の一等地に、戸建てを構える」という選択肢もあります。
土地+建物を総合的に計画することで、同じ総予算帯でも、
「専用ガレージ」「庭」「趣味の部屋」など、タワーマンションとは違う価値を手に入れることも可能です。
プレミストタワー船橋は、間違いなく船橋のランドマークになるタワーマンションです。
駅徒歩2分という圧倒的な利便性、充実した共用施設、千葉県最高層というステータス――
それらに価値を見出す方にとって、非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
一方で、
といった想いがあるなら、
船橋市内の一等地に高級住宅を建てるという選択肢も、
同じくらい検討する価値があります。
プレミストタワー船橋をきっかけに、船橋市の不動産に関心を持たれた方へ。
「この予算なら、どのくらいのタワマンに住めるのか」
「同じ予算で、どのくらいの土地と戸建てが現実的なのか」
といった“比べてみないと分からないところ”を、数字とプランで丁寧にお見せします。
船橋という街のポテンシャルを最大限に活かした住まいづくりを、
ぜひ一緒に考えてみませんか。
しかし。プレミストタワー船橋、魅力的なマンションです。完成が楽しみです。興味がある方は早めにご予約することをお勧めします。51階は競争が激しいでしょう。
エントリーはこちらのサイトから。
https://www.daiwahouse.co.jp/mansion/kanto/chiba/funabashi51/index.html
ーーー
建売住宅がまだ「文化住宅」と呼ばれ、木製建具の隙間風が当たり前だった昭和時代。
現場に新しい素材が上棟され始める。銀色に光るアルミサッシ。
その主役は、トーヨーサッシから始まりトステムへと変貌していく潮田家の会社と、ファスナーから世界企業になったYKKが立ち上げた建材部門――のちのYKK APだった。
当時の大工のあいだで、こんな言い方がされることもあった。
「トステムのサッシは薄くてペラペラだ」
アルミ形材の肉厚を必要最小限に抑え、コストと施工性を追い込んだトステムのサッシは、保守的な職人からすれば「軽すぎる」存在だった。
その一方で、建売業者やハウスメーカーにとっては「安い・早い・揃っている」新しい武器でもあった。
現場監督が図面に赤鉛筆を走らせながらつぶやく。
「でも、結局トステムしか間に合わないんだよな」
薄いサッシ、厚い執念。
ここから、YKK vs トステム、のちのYKK AP vs LIXILという、日本の窓をめぐる長い競争が始まる。
⸻
潮田健次郎氏、そして長男の潮田洋一郎氏。
創業家二代にわたって、トステムは「新商品の投入」で勝負してきた。
・住宅サッシを規格化して在庫を営業所に置く
・大量生産と全国物流網
・サッシと玄関ドア、面格子、エクステリア、キッチンから始まった住設、そして構造パネルをまとめた提案。それを「総合化」と称して売りまくったのだ。
その頃のトステム営業マンは、サニトラ、ダットラというトラックが営業車だった。腕まくりして、販売店と一緒に現場に荷物を運んでいた。
昭和後期から平成初期にかけて、YKKが握っていたサッシシェアは、こうした仕組みと営業力の前にじわじわと侵食されていく。
シェアを取り始めると、会社が大きくなり、高学歴社員の採用が始まる。
会社の雰囲気も大企業のようになり、乗る車も荷物が積めないアルトやミラに変わっていった。
元々は余裕ぶっていたYKKの営業マンからは余裕がなくなる。
あのYKKが、汗だくになりながらトラックでサッシ梱包を運ぶ営業マンも現れた。
そのとき、トステムの社員はショールームで施主にプランボードを説明していた。
サッシよりも水回り商品や構造パネルを売った方が業績も上がることを覚えた。
工務店に水回り商品を売るために、女性のキャンバサー制度を導入して、さらには、カタログを配布をするアソシエと言う女性スタッフも活躍し始めた。
振り返ると、この頃からトステム社員の服装もおしゃれになったように思う。
それを見た創業者の潮田健次郎氏はフランチャイズチェーンの全国大会で、「トステム社員が大企業病になってしまった」と繰り返し口にしていた。それは裏返せば、すでに「勝者の疲れ」が見え始めていた証だったのかもしれない。
それでも結果として、トステムはYKKを抜き、サッシ市場のトップを走り続けていた。
これが「第1ラウンド」の市場構図だった。
⸻
反撃のとき、YKKは言葉から変えた。
「サッシを売る会社」ではなく、「窓を考える会社」。
そう名乗り、テレビCMで猫と窓辺の物語を流し始める。
2014年から続く「窓と猫の物語」シリーズだ。窓辺に現れる猫と子どもたちの小さなドラマを、映画のようなトーンで描くブランドCM。
そこに映っているのは、性能値や価格ではない。
窓からこぼれる光、外と内のあいだに生まれる情緒――「開口部の情緒価値」そのものだった。
一方トステムは、アイドルをCMに採用していた。
今思えば、タイミングや社会的な出来事に左右される難しさもあった。未成年タレントの喫煙トラブルや薬物問題などで、せっかくのCMが予定通りに展開できなかったケースもあった。
LIXIL(トステム)は高い費用を払ってチャレンジを続けたが、YKKは猫。
猫は大きなトラブルを起こすこともなく、ロングランのクリエイティブとして浸透していった。
当時は、「あの猫の世界観にやられた」と複数のLIXIL社員から聞いたものだ。
そして、YKK APはもうひとつ、静かだが本質的な賭けに出る。
樹脂窓だ。
日本の住宅は長くアルミサッシが標準だったが、北海道・東北からじわじわと樹脂窓の波が押し寄せる。
断熱性に優れた樹脂サッシは、寒冷地でこそ力を発揮する。YKK APはAPWシリーズなど樹脂窓ラインを拡充し、いまや住宅用樹脂窓の国内市場で出荷数量No.1、シェア7割といった数字も紹介される存在になった。
業界関係者の間では、かつて潮田洋一郎氏が記者会見の場で「樹脂サッシってものはチープだ。欧州ではチープで知られている。うちも樹脂を作って思い切り価格を下げて終わらせてもいい。」と語ったと伝えられている。
強気な潮田氏は、安価でチープな窓より、アルミ+複合の高級路線――その美学がLIXILを動かし、樹脂窓への本格参入を相対的に遅らせた、と見る向きも少なくない。
YKKが「窓から始まる物語」を描いているあいだ、LIXILは「アルミの王者」としての自負を離さなかった。
やがて、その差は数字となって現れる。
窓、とりわけ樹脂窓のシェアはYKK APが優位に立ち、LIXILはかつての本丸でシェア争いで苦戦する局面を迎えるようになる。
⸻
2011年、サッシ屋だったトステムは、すでに別の生き物になっていた。
・トステム(サッシ・建材・ウォールエクステリア・構造パネル・住宅設備)
・INAX(衛生陶器・住宅設備)
・新日軽(アルミ建材)
・サンウェーブ(住宅設備)
・東洋エクステリア(外構エクステリア)
※ここで言う住宅設備とは、システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台など。
この5社を束ね、「LIXIL」という新ブランドが誕生する。
潮田家の会社は、日本最大級の総合住宅設備メーカーへと変貌を遂げた。
しかし、創業家だけではこの巨大生物を世界に連れ出せないと潮田洋一郎氏は考えた。
そこで招かれたのが、「プロ経営者」藤森義明氏である。
藤森氏は日商岩井を経てGE本社の上席副社長まで上り詰めた、筋金入りのグローバル経営者だった。
2011年8月、LIXIL社長兼CEOに就任すると、彼は攻めに出る。
印象的だったのは、FC全国大会の最初の挨拶で、「日本におけるエネルギー事情は、、」から挨拶が始まったことだ。
今までは、国内の住宅着工数とか、新たな製品のことなど、身近な話題だったので、「エネルギー事情」と言われた時は、LIXILは我々の知っているトステムとは違うステージに進もうとしているのだと気付かされた。
⸻
藤森氏が最初にやったのは、海外M&Aのアクセルを床まで踏み込むことだった。
・2013年 米ASD Americas Holding(American Standard Brands)を約531億円で買収。北米の衛生陶器・浴槽メーカーを傘下に収める。
・同年 ドイツの水栓金具大手GROHEグループを約4000億円規模で共同買収。欧州のプレミアム水栓ブランドを取りに行く。
総額5000億円に迫る大型M&A。LIXILの売上高は1.5倍となり、海外売上比率も1割未満から3割近くまで一気に押し上げたと報じられている。
しかし、その華やかな軌跡の陰で、見えない穴が空いていた。
中国の関連会社「ジョウユウ(Joyou)」の会計情報が十分に把握できていなかった問題だ。
グローエ側がかつて出資していたこの中国企業の破綻により、LIXILは巨額の損失を計上。
「M&Aで拡大した売上」と「不透明な子会社リスク」という二面性が、やがて藤森体制を揺さぶる。
2015年末、藤森氏の退任が発表される。
公式には任期満了に近い形で語られたが、実態としては不正会計問題が退任の背景のひとつになったと分析されている。
創業家が招いたプロ経営者は、世界地図の上では成果を残しながらも、コントロールが難しいリスクに直面し、バトンを次の経営陣へと渡すことになった。
⸻
藤森氏の次に、LIXILの舵を握ることになる男もまた、外部から来た。
ネット通販「MonotaRO」の創業者として知られる瀬戸欣哉氏。創業魂を持つ敏腕経営者だ。
彼が持ち込んだのは、
・本社機能のスリム化
・固定費削減
・サプライチェーンの再構築
いわば「スリムで回転の速いLIXIL」への脱皮だった。
兎にも角にも合理的だ。それは今も変わらない。
一方、創業家・潮田洋一郎氏の頭の中には別のビジョンがあった。
「LIXILは建材を軸にした総合住宅企業として、さらに大きくなるべきだ」
規模と支配力を志向する創業家と、無駄な事業を捨ててでも収益性を高めようとするプロ経営者。
二つの思想の衝突は、やがて日本企業には珍しい「株主総会での全面的な意見対立」に発展する。
2019年の株主総会。
創業家が推す取締役案と、瀬戸側を支持する海外投資家・旧INAX創業家などが推す案が激しくぶつかり合った。
結果は周知のとおりだ。
瀬戸氏が勝ち、CEOに返り咲く。潮田氏は会長を退き、経営の前線からは一歩距離を置くことになった。
日本の上場企業で、創業家とプロ経営者の考え方の違いがここまで表面化し、最終的に経営体制が大きく切り替わったケースとして、「LIXIL経営騒動」は今もガバナンスの議論で引き合いに出される。
⸻
瀬戸体制のもとで、LIXILは
・不採算事業の整理
・ブランド体系の再構築
・デジタル戦略の推進
・利益率の回復
を進め、見事なまでに財務体質を立て直していく。
その一角に、スマートホームサービス「Life Assist2」がある。
AWS IoT Coreをベースに、クラウドネイティブなIoTプラットフォームを構築し、ドアやシャッター、エアコンなどをアプリや音声で制御できる仕組みだ。
2024年にはAmazonのAlexa連携認証も取得し、スマートスピーカーとの連動も本格化している。
さらに、リサイクルアルミ「PremiAL(プレミアル)」シリーズを立ち上げ、リサイクル比率70%のR70、100%のR100を展開。CO₂排出を最大75%削減する低炭素型アルミ形材として、2023年以降順次サッシやカーテンウォールに適用し始めた。
そして、ドイツの高性能アルミサッシメーカーSchücoと組み、日本向けに高断熱アルミサッシやカーテンウォールを展開する合弁会社「シューコー・ジャパン」を強化する方針も打ち出している。
――つまり、LIXILは「アルミ×リサイクル×高性能×IoT」という、自前の進化軸を手にしつつある。
それでも、どうしても向き合わざるを得ないテーマがある。
それが、窓シェアでの変化だ。
樹脂窓で勝負に出たYKK APに対し、アルミ優位にこだわったLIXILは、国内の窓市場での存在感をかつてほど示せなくなっている。
YKKは「窓」、LIXILは「総合建材」。
それぞれの強みを伸ばした結果、窓という一点では、現在は首位の座をYKK APに譲っている。そして、表舞台の裏側では、LIXILから多くの人材がYKK APに流れ込んだことはあまり知られていない。
⸻
2025年11月17日。
日経や通信社の記事が立て続けに配信される。
「YKK、パナソニック ハウジングソリューションズ(PHS)株式の80%取得」
「YKKグループがPHSを子会社化、事業規模1兆円へ」
YKKは、自社100%子会社の中間持株会社を設立し、その配下にYKK APとPHSを並べる構造とする。PHS株の80%をこの中間持株会社が持ち、残り20%はパナソニックホールディングスが持ち続ける。
株は大きく譲渡する。だが、完全には手放さない――20%を握り続けるこの構図は、「単なる売却」でも「単なる連携」でもないことを物語っている。
PHSは、トイレ「アラウーノ」、キッチン、バス、内装建材、宅配ボックスや雨樋、そしてテクノストラクチャー工法など、「家の中と外」をほぼ一式揃えられる住宅設備メーカーだ。2025年3月期の売上高は約4,795億円、従業員は1万人超を抱える。
YKK APは、窓・ドア・玄関まわりとカーテンウォールに強い。2024年度売上高は約5,616億円、2030年度までに1兆円規模を目標としてきた。
この2社が束ねられることで、「建築物に必要な建材の大部分をカバーできる1兆円企業」が生まれるとYKKは説明している。
新築に強いYKK APと、リフォームに強いパナソニック。
営業ルートはほとんど重ならず、「住宅まるごと」提案が一気に現実味を帯びる。
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堀会長(YKK)、山田社長(PHS)が並んだ記者会見。
質疑応答の中で、堀氏は「IoTは自社の得意分野ではない。パナソニックの強みを活かせる」と語った。
一方、山田氏は「だからこそ20%をパナソニックに残した」と言う。
パナソニックHDにとってPHSは「事業構造改革の一環として売却される事業」でありながら、完全な切り離しではなく「戦略的パートナー」として残る選択をしたわけだ。
ここに、三者の思惑が交差する。
パナソニックHDの狙い
・リフォーム市場への参入をYKKに頼る
・事業ポートフォリオの整理
・収益性の低い事業の切り出し
・それでも、住宅・建材という「暮らし」に関わる領域の種は残したい
YKKの狙い
・窓偏重だった事業構造から、「家まるごと」へ
・国内新設住宅着工の減少に対応し、リフォーム・リノベ市場への本格参入
・樹脂サッシメーカー「エクセルシャノン」と真空断熱ガラス「Glavenir」、そして将来のペロブスカイト発電ガラスなど、PHSが持つ先端ガラス・窓技術を獲得すること
PHSの狙い
・人員整理なし、ブランド継続という前提で、建材全体で勝てるフィールドに移る
・パナソニックのIoT・エレクトロニクスと、YKK APの開口部技術の両方を活用できる立場を維持する
表向きには「重複は少ない」「人員整理は行わない」と説明されているが、裏側ではもっと骨太な構図が動いている。
YKKは、この一手で 「窓の会社」から「包む会社」 へと変わろうとしている。
建物を包むガラス、サッシ、外装材、内装材、そして発電とIoT。
開口部は、断熱と採光だけでなく、「発電」と「データ」を担うインターフェースへと進化していく。外回りと内回り、全てを網羅する企業となる。
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今回の買収で、現場感覚のある人間が最もざわついたのは、
「YKKがエクセルシャノンを手に入れる」
ということかもしれない。
エクセルシャノンは、PHS傘下の樹脂窓メーカーとして、高性能樹脂サッシ市場で存在感を放ってきた。
2021年にはパナソニックと共同で真空断熱ガラス「Glavenir」を採用し、国内最高クラスの断熱性能をうたう樹脂窓を発売している。
Glavenirは、プラズマディスプレイで培った真空技術を応用し、厚さ約6mm程度でトリプルガラス相当の断熱性能を実現する真空断熱ガラスだ。欧州ではAGCと組み、住宅改修用途としても展開が進んでいる。
YKK APの樹脂窓技術と、エクセルシャノン+Glavenirが組み合わさると何が起きるか。
・樹脂窓の断熱性能が一段と底上げされる
・内窓(二重窓)や大開口サッシに真空断熱ガラスを組み合わせた「ハイエンド窓商品」が生まれる
・既存住宅の窓リフォーム市場で、YKK+パナソニックのネットワークを通じた提案が可能になる
LIXILがアルミとリサイクル素材で「環境価値の高い窓」を追求する一方で、
YKK+PHS連合は「断熱性能と発電機能を備えた窓」を磨いていく可能性がある。
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パナソニックは、真空断熱ガラスだけでは終わらない。
2025年には、ガラス型ペロブスカイト太陽電池の開発でグリーンイノベーション基金の支援事業に採択され、ガラス一体型太陽電池の建材応用を本格化させると発表している。
ガラスそのものが発電し、外装材としても機能する――
窓・手すり・カーテンウォールが「発電デバイス」に変身する未来像だ。
これに、YKK APのカーテンウォール技術とサッシのノウハウが加わる。
開口部は、
・断熱
・採光
・防犯
・換気
に加えて、
・発電
・データ取得(IoTセンサー)
という役割を兼ねるインフラに変わっていく。
LIXILもまた、Life Assist2を通じて窓・シャッター・施錠をクラウドにつなぎ、住宅の状態をセンシングし始めている。
YKK+PHS vs LIXIL。
かつて「アルミか樹脂か」を争っていた戦場は、今や
・どちらがより多くの開口部を押さえるか
・どちらがより多くのデータと電力を建物の外皮から取り出せるか
という次元へと移りつつある。
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YKKが樹脂窓とPHSのテクノロジーを武器に「発電する窓」へ歩を進めるなら、LIXILはどこで戦うのか。
ヒントは、PremiALとSchücoの2枚看板にある。
PremiAL R70/R100は、リサイクルアルミを70%、100%使用しつつ、CO₂排出を最大75%削減する低炭素型アルミ形材だ。
・アルミの強度・剛性
・スリムな見付け
・大開口カーテンウォールへの適合性
を維持しながら、エンボディドカーボンを抑えられる。
Schücoとの合弁会社は、このPremiALを武器に、LCA(ライフサイクルアセスメント)対応の高断熱アルミサッシとカーテンウォールの本格展開を2026年前後から進めると報じられている。
YKK+PHSが「ガラスそのものを発電・断熱デバイスにする」方向で攻めるなら、
LIXILは「アルミフレーム側でCO₂を極限まで削る」方向に振っている。
つまり、
・YKK連合:ガラス中心のイノベーション(真空断熱、ペロブスカイト、樹脂窓)
・LIXIL:フレーム中心のイノベーション(リサイクルアルミ、高性能アルミフレーム、Schücoテクノロジー)
という構図だ。
この差は、将来の建築トレンドと補助金制度の設計によって、どちらがより優位になるかが変わりうる。
窓改修補助(先進的窓リノベなど)ではガラス性能が重視されるが、LCAやZEB/ZEHの評価では、使用建材のCO₂排出量そのものが問われるようになっていく。
開口部の未来は、ガラスとフレーム、そしてIoTとエネルギーの多次元ゲームになりつつある。
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机上の戦略だけではなく、住宅やビルの現場に立ってみると、今回の買収の意味はよりクリアに見えてくる。
1. 戸建住宅の新築
・LIXIL系ビルダー
→ サッシ、ドア、キッチン、バス、トイレ、外壁、エクステリアまで、ほぼLIXILで完結できる。
・YKK系ビルダー
→ 窓と玄関ドアはYKK APだが、水回りや内装材は他社を組み合わせる必要があった。
ここに、PHSが入る。
YKK APの窓+PHSのキッチン・バス・トイレ・内装建材・宅配ボックス・エクステリア。
「LIXIL型のフルライン提案」が、YKK側でも可能になる。
一方で、YKK APにはTDYとのパートナーシップという、慎重な調整が必要なテーマもある。LIXILに対抗すべく、自社にない水回り(住宅設備)をTOTO、内装建材をダイケンと組んでいる。両社からみれば、パナソニックハウジングソリューションズは重要な競合とも言える。今日の会見で堀氏は「この2社にはまだ話をしていない。これから協議にはいる。今まで通りの関係でいたい。」と話した。
2. リフォーム市場
リフォームでは、パナソニックの水回り交換が強いポジションを持てるはずが、十分に軌道に乗り切れていない面もあった。新築主体のビジネスモデルだったからだ。
一方でYKK APは、窓やドアのリフォーム商材を持っているが、リフォームの華型である水回りを持っていないため、物足りなさも感じていた。
ここで、両社の思惑は合致した。
「窓+内窓+水回り+IoT」の総合リフォーム提案が一社グループで完結できる。
3. ビル・大型施設
LIXIL+Schüco連合は、
・高層ビル用アルミカーテンウォール
・PremiAL採用によるLCA対応
という武器で、ゼネコン・デベロッパー向けに強力なカードを持つ。
YKK+PHSは、
・YKK APのビルサッシ・カーテンウォール
・パナソニックの発電ガラス・真空断熱ガラス
を束ねることで、「発電と断熱」を前面に出した外装提案が可能になる。
現場レベルでは、工務店・ビルダー・ゼネコンが
「どのメーカーと組めば補助金が取りやすく、LCA的にも有利で、デザイン性も高いか」
をシビアに見ていく時代になる。
YKK+PHSの連合は、まさにその“選ばれる条件”を一気に揃えにきた一手といえる。
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昭和の大工が「ペラペラだ」と笑ったアルミサッシから、半世紀。
窓は、いまや
・光と風を通す穴
から
・熱と音を制御し
・電力を生み
・住まいのデータを集める
――そんな「インフラ」へと変わろうとしている。
YKKは、猫と子どもたちのCMで「窓がある。物語が生まれる。」と語ってきた。
LIXILは、アルミを循環させるPremiALで「無駄にしない未来」を描き、Life Assist2で「窓と暮らしをクラウドにつなぐ」構想を進めている。
そしてパナソニックは、ガラスそのものを発電させ、真空断熱で極限まで熱の出入りを抑えようとしている。
2025年11月17日。
YKKがPHSの80%を手に入れると発表したこの日は、日本の住宅・建材業界にとって、「窓の物語」が次の章へ進む合図でもある。
これからの10年、
・YKK+PHS連合が、樹脂窓・発電ガラス・内窓・IoTを軸にどこまで伸びるのか。
・LIXILが、PremiALとSchüco、Life Assist2でどこまで巻き返すのか。
その行き先は、現場で図面を引く設計者と、納まりを考える施工者と、窓辺で猫をなでる生活者が決めていく。
(YKK/PHS側) ■ 国内関係会社(日本) • 株式会社YKK AP沖縄 https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • 株式会社プロス https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • 株式会社イワブチ https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • 株式会社YKK APラクシー https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • 株式会社日東 https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • YKK APヘルスケア株式会社 https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • 琉球YKK AP工業株式会社 https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • YKK AP LANDSCAPE株式会社 https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • 株式会社テラヤマ https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • 四季工房株式会社 https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ ⸻ ■ 海外関係会社(海外子会社) • YKK AP AMERICA INC.(アメリカ) https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • ERIE ARCHITECTURAL PRODUCTS INC.(カナダ) https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • YKK AP (CHINA) INVESTMENT CO., LTD.(中国・上海) https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • YKK AP (SUZHOU) CO., LTD.(中国・蘇州) https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • YKK AP VIETNAM COMPANY LIMITED(ベトナム) https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/affiliated/ • 上記以外にも、マレーシア・インドネシア・タイ・香港・台湾などに複数社あり ・パナソニック リビング株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・首都圏・関東社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・ホームエンジニアリング社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・パナソニック リビング北海道・東北株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・パナソニック リビング中部株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・パナソニック リビング近畿株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・パナソニック リビング中四国・九州株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・パナソニック住宅設備株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・パナソニック内装建材株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・パナソニック エレベーター株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・パナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・パナソニック AWエンジニアリング株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・株式会社エクセルシャノン https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・ケイミュー株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ ・ケイミューシポレックス株式会社 https://panasonic.co.jp/phs/profile/ LIXIL側 株式会社LIXILトータルサービス https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 株式会社ダイナワン https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 株式会社テムズ https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 祖父江工業株式会社 https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 株式会社LIXILトータル販売 https://www.lixil.com/jp/about/structure.html Gテリア株式会社 https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 株式会社LIXILトーヨーサッシ商事 https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 株式会社クワタ https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 大分トステム株式会社 https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 西九州トステム株式会社 https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 株式会社LIXIL TEPCOスマートパートナーズ https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 株式会社LIXILリニューアル https://www.lixil.com/policy/list.html 株式会社LIXIL住生活ソリューション https://www.lixil.com/policy/list.html 株式会社LIXIL住宅研究所 https://www.lixil.com/policy/list.html 株式会社LIXILリアルティ https://www.lixil-realty.com/about/ 株式会社LIXILイーアールエージャパン https://www.erajapan.co.jp/ 福山トステム株式会社 https://www.fukuyama-tostem.co.jp/ 旭トステム外装株式会社 https://www.asahitostem.co.jp/company/outline.php アイフルホームカンパニー https://www.jfa-fc.or.jp/fc-g-misc/pdf/4-1.pdf フィアスホームカンパニー https://www.fiace.jp/ ジーエルホームカンパニー https://www.glhome.lixil-jk.co.jp/ サンヨーホームズ株式会社 https://www.sanyohomes.co.jp/ LIXIL Europe S.à r.l.(ルクセンブルク) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html Grohe AG(ドイツ) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html ASD Holding Corp.(米国) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html A-S CHINA PLUMBING PRODUCTS Ltd.(ケイマン諸島) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html A-S (China) Co., Ltd.(中国・上海市) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html LIXIL Vietnam Corporation(ベトナム・ハノイ) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 驪住(中国)投資有限公司 https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 驪住科技(蘇州)有限公司 https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 驪住衛生潔具(蘇州)有限公司 https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 台湾驪住設備股分有限公司(台湾) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html LIXIL India Sanitaryware Private Limited(インド) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html LIXIL AFRICA HOLDINGS (Pty) Ltd.(南アフリカ) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html LIXIL INTERNATIONAL Pte. Ltd.(シンガポール) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html TOSTEM THAI Co., Ltd.(タイ) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html 驪住通世泰建材(大連)有限公司(中国・大連) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html LIXIL GLOBAL MANUFACTURING VIETNAM Co., Ltd.(ベトナム・ドンナイ) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html PT. LIXIL ALUMINIUM INDONESIA(インドネシア) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html LIXIL WINDOW SYSTEMS PRIVATE LIMITED(インド・ハリヤナ州) https://www.lixil.com/jp/about/structure.html
静かながら熾烈な「窓戦争」の第2幕は、もう始まっている。
その舞台の中心に、今日のYKKとパナソニックの決断がある。
相川スリーエフもまた、新築市場からストック住宅市場へと軸を移しつつ、都心の商圏ならではの新築需要をしっかりと取り込みながら成長を続けていく。
そして、サッシ/窓の代理店として、設計施工体制をさらに強化。
新築向けはビルサッシ工事に注力しつつ、戸建住宅やマンションの断熱サッシリフォームにも注力する。
同時に各種サッシや幕板、板金の製作も工場を移転して強化して行く。
またRC/木造住宅建築の建設会社として、都心の高級住宅を建て替えていきつつ、リフォーム、リノベーションにも注力する。
日本の住宅市場はまだまだ大きな可能性を秘めている。
これからも、この2つの大企業が国内の建材業界を牽引しながら、海外で大活躍して欲しいと願う。

会見で使用されたメディア向けの資料はこちらのメディア企業のWEBサイトから閲覧できます。
→
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2063937.html
Smart Home / IoT House
最近よく耳にする「IoT住宅」。
でも実際は、何ができて、何が変わって、どんな家がベストなのか。
ここでは、家づくりを本気で考える人が“そのまま判断材料にできるレベル”で、
仕組み・メリット・設計の考え方・新築/リフォームの違い・費用感まで、まるごと整理します。

まず、IoTとは Internet of Things(インターネット・オブ・シングス)=モノのインターネット の略です。
言い換えると、
家の設備や家電がインターネットにつながり、賢く動く家
それが IoT住宅です。
エアコン、照明、給湯器、太陽光・蓄電池、玄関ドア、窓シャッター、防犯カメラ、センサー、掃除ロボット――
こうした“家の中のモノ”がつながり、スマホやAIで制御できるようになることで、暮らしの質が一段上がります。

帰宅前にエアコンをONにしたり、雨風の予報に合わせてシャッターを閉めたり、
外出中に照明や鍵の状態を確認したり――スマホ一つで家全体をコントロールできます。
IoT住宅の真価は「自動化」にあります。
例えば、
“何もしなくても、生活が整う”。これがIoT住宅の体験価値です。
玄関の開閉履歴、カメラ、窓センサーなどが家族を守ります。
共働き家庭の防犯ニーズや、子ども・高齢の家族・ペットの見守りにも役立ちます。
HEMS(ヘムス)というエネルギー管理システムで、太陽光・蓄電池・エアコン・給湯器を賢く運用。
光熱費の削減はもちろん、停電時にも電力を最適配分できるため、災害にも強い家になります。
IoT住宅の本質は 「家のOS化」 にあります。
単なる便利家電の寄せ集めではなく、家そのものが“暮らしに合わせて振る舞う”よう設計していく考え方です。
つまり、IoT住宅とは “人に合わせて動く家” をつくる技術です。
IoT住宅そのものへの単独補助金は多くありません。
しかし、IoTと一体で進む ZEH/HEMS/太陽光/蓄電池/断熱強化 などには強い支援があります。
国としては、
「エネルギーを賢く使える家=IoT+省エネ+高断熱」
を本命として推進していると考えると、全体像が掴みやすいでしょう。
IoT住宅がややこしく感じるのは、規格(道路)と機器(車)と制御(管制)が別レイヤーだからです。
ここを押さえると、メーカーの違いに振り回されなくなります。
いまの時代は、
エネルギー設備はECHONET Lite、生活ガジェットはMatter
と使い分けて考えると整理しやすいです。
LIXIL、パナソニック、ダイキン、三菱電機、太陽光・蓄電池メーカー、海外スマートデバイス各社…。
車メーカーはバラバラですが、“道路(規格)”が共通なら連携できます。
HEMSコントローラ、住宅メーカーの専用アプリ、Google Home/Alexa/Apple Homeなどが、
道路を走る車たちをまとめて動かす“管制センター”の役割を担います。
主要ハウスメーカーは皆、IoTを「家の付属品」ではなく、
暮らしのOS(統合システム)として提案し始めています。
共通しているのは、
「エネルギー × 防犯/見守り × 快適性」
をセットでワンアプリ化する方向性です。
つまり“便利さだけ”ではなく、家そのものの価値(安心・省エネ・健康)を底上げする戦いが起きています。
一番大事な実務ポイントは、「規格で合わせる」ことです。
こうしておけば、メーカーが違っても一つの家として連携でき、将来の拡張もラクになります。

新築は、配線や設備選びの自由度が最大です。
ここで思想が決まると、後の暮らしが一生ラクになります。
IoTは後付けでもできますが、
新築段階で仕込むほど、スマートで美しく、使い勝手も格段に上がります。
リフォームの場合は「全部をいきなりスマート化しない」ほうが成功します。
壊さず、配線を増やさず、部分最適から始める。
これが鉄則です。
部分導入でも生活のストレスは驚くほど減ります。
まず“困りごと解決”から始めて、必要に応じて広げていくのが最短ルートです。
→ 合計5〜30万円で“生活が変わるレベル”まで到達可能です。
→ フルIoT×ZEHを狙う場合、追加300〜600万円級が目安。
ただし補助金や光熱費削減、資産価値上昇と合わせて回収設計が可能です。
※当然のことですが、全窓に高級電動シャッターを設置したり、照明器具や空調設備のグレードを上げるなど、IoTのデバイスではなく、設備そのものをグレードアップすれば、その費用は加算されます。じっくり、ゆっくり決めましょう。
当社はLIXILの代理店です。LIXILのIOTを主軸に当社が住宅全体をサポートします。新築、リノベーション、どちらにも対応します。
LIXILのスマートホーム統合システム「ライフアシスト2」公式ページはこちら:
https://www.lixil.co.jp/lineup/smarthome/lifeassist2/
IoT住宅は、便利さだけを追求すると“機械的で味気ない家”になりがちです。
でも本来、IoTの役割は 「家族らしい暮らしを、自然な形で支えること」 にあります。
相川スリーエフでは、
これらを一体で扱えるため、
“美しく、合理的で、賢い家” を、お客様の暮らし方に合わせてつくることができます。
IoTは“後付けの便利機能”ではありません。
家の性能・暮らし方・デザインと一緒に考えることで初めて、
「ひとつの完成した住まい」として機能します。
相川スリーエフは、
IoT・デザイン・断熱・窓・家全体の性能を一体で設計し、
お客様ごとに最も合ったIoT住宅をご提案します。
メーカーの枠に縛られず、必要な設備だけを適切に組み合わせる。
そのうえで、ムダがなく使いやすく、美しくまとまった家をつくる。
これが、当社が考える“合理的なIoT住宅”の姿です。
IoT住宅は、単なる“家のハイテク化”ではありません。
そして何より、
家があなたの生活に自然に寄り添って動くようになる。
それを本当の意味で実現できるのは、設備だけでなく家づくり全体を理解した工務店・設計会社です。
相川スリーエフは、世田谷区を中心とした東京都、首都圏エリア全域で、高性能住宅・IoT・デザインを掛け合わせ、
「未来の当たり前」を先取りした住まいをご提案します。

傾斜地を不利と考える人は多い。だが私たちはそこに“美しい余白”を見る。地形に抗わず、むしろ抱きかかえるように建てることで、住宅は自然と一体となり、街の中で静かに浮かび上がる。今、私たちが構想しているこの邸宅は、そんな思想をもとに生まれつつある。低い位置にはRC造のガレージを設け、その奥を半地下空間として活用する。地中の静けさを味方にした趣味の部屋、ワインセラー、あるいは映像の世界に沈み込むシアター——その使い方は住まう人の感性次第だ。半地下の奥からは直接住宅へと入ることができ、雨の日でも傘を差さずにリビングへとつながる。この動線の合理さと美しさが、まさに邸宅の品格を形づくる。ガレージの上に重なる2階部分は木造で、空へと伸びるような軽やかさを纏う。1階RCと2階木造の混構造。強さと柔らかさ、硬質と温もり——この二律背反の調和こそ、私たちが追い求める理想のかたちである。
計画段階のスケッチはすでに息づいている。コンクリートの陰影と樹々の緑が交わり、光と影が移ろうたびに表情を変える外観。無駄を削ぎ落とした直線の構成美が、周囲の街並みに静かな緊張感を与える。分譲住宅が“量産の合理”を体現するものならば、この家は“個の表現”として生まれる。土地の傾斜がそのままデザインの起点となり、建築が地形と呼応して完成していく。設計の打ち合わせでは、どの窓からどんな風景を切り取るか、どの時間帯の光を室内に招き入れるか——そんな会話が続く。間取りを決めるというより、人生を描くような時間だ。ひとつひとつの線が、未来の記憶になるように。私たちは図面を重ねるたびに、住まいの輪郭の中に“人の物語”を見出していく。
そして私たちは確信している。傾斜地を生かした住宅こそ、最も自由で、最も美しい建築の舞台である。1階をRCで支え、上階を木造で包むことで、地震や豪雨に強く、季節の光や風を柔らかく受け止める。堅牢さと詩情、構造と感性が響き合う家。その姿は単なる「豪邸」ではなく、人生を包み込む作品そのものだ。私たちが描くのは、土地の制約を超え、住む人の心の風景に寄り添う邸宅である。
傾斜地という舞台に、ひときわ静かに、確かな存在感を放つ家。
それは、夢を語るように生まれ、語り継がれていく建築である。
この邸宅はクライアントと上記の内容を語り合い、少しづつ理想のカタチに近づけている段階。
これから更に理想の邸宅が描かれて、実施設計に入ることになる。
土地から探すクライアントには、土地探しから関わらせていただきたい。
なぜなら、土地には様々な制限がある。それを知った上で設計に入れるから。
まず、日本におけるエネルギー問題の現状を振り返ってみましょう。2011年の福島第一原子力発電所事故以降、日本は原発に依存しないエネルギー政策への転換を図り、再生可能エネルギーの導入を進めています。しかし、風力や太陽光発電は気象条件に大きく左右されるため、電力供給が不安定になりがちです。火力発電の増加はCO2排出量を増やし、国際的な環境問題にも影響を与えています。
一方で、エネルギー需要は年々増加しており、特に夏や冬のピーク時には家庭やオフィスでのエアコン使用が急増します。こうした背景から、原発再稼働の議論が再燃しているのです。安定した電力供給を確保しつつ、CO2排出を抑えるためにはどうすべきか。これは政府のみならず、国民一人ひとりが真剣に考えなければならない問題です。
ここで、家庭での電力消費に目を向けてみましょう。実は、家庭における電力消費の大部分は「冷暖房」に使われています。特に、日本の夏の酷暑や冬の寒さは、エアコンに依存しがちです。しかし、このエアコンで使われるエネルギーの多くが、効率的に利用されていないことをご存じでしょうか?
その理由の一つが「窓」です。窓は外部と室内を隔てる部分であり、熱の出入りが最も激しい場所でもあります。断熱性の低い窓を使っていると、冷房で冷やした空気や、暖房で温めた空気が外に逃げてしまい、エアコンがフル稼働する結果に繋がります。つまり、窓の断熱性能を高めることで、エアコンの使用頻度を減らし、エネルギー消費を大幅に削減できるのです。
ここで、エネルギー消費が家庭だけでなく、データセンターのような巨大施設にも大きな影響を与えていることに触れたいと思います。現代社会では、デジタルインフラが重要な役割を果たしており、膨大なデータを扱うデータセンターが不可欠です。しかし、データセンターの運営には膨大な電力が必要です。大量のサーバーやネットワーク機器が稼働し続け、これを冷却するための空調システムも24時間稼働しています。
この電力消費が増加すると、全体のエネルギー需要がさらに押し上げられ、電力供給が逼迫する要因の一つとなります。つまり、データセンターの効率的な運営も、エネルギー政策に大きな影響を与えているのです。家庭での窓の断熱リフォームが進むことで、全体のエネルギー消費が抑えられ、その結果データセンターや工業施設へのエネルギー供給も安定させることが可能になります。
では、窓の断熱リフォームを行うことで、どのような効果が期待できるのでしょうか?
1. 冷暖房費の削減
窓の断熱性能を向上させることで、エアコンの使用頻度が大幅に減ります。これにより、家庭の電気代を削減するだけでなく、電力供給の安定化にも貢献します。
2. CO2排出量の削減
エアコンの使用を減らすことは、エネルギー消費を抑えることに直結します。その結果、火力発電所での化石燃料の消費も減り、CO2排出量を削減することができます。
3. 環境への配慮
断熱リフォームは、持続可能な社会の実現に向けた一歩です。家庭のエネルギー消費を抑えることで、再生可能エネルギーの導入促進にも貢献できます。
日本政府は、2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げています。これに伴い、家庭のエネルギー効率向上を支援するための補助金や税制優遇措置が提供されています。特に注目されているのが「窓断熱補助金」です。窓の断熱性能を改善することで、冷暖房のエネルギー消費を大幅に削減でき、CO2削減にも大きな効果を発揮します。
政府の施策として、住宅の断熱性能向上が進められており、その理由はエネルギー消費の効率化が、長期的なエネルギー政策の基盤を形成するためです。電力不足を防ぎつつ、持続可能なエネルギー供給を実現するためには、家庭からのエネルギー消費削減が必要不可欠です。
もちろん、エネルギー消費の削減は家庭だけの問題ではありません。企業も積極的にエネルギー効率を高める取り組みを行っています。特に大規模なオフィスビルや商業施設では、エアコンや照明の消費電力が膨大であり、これを抑えることは社会全体のエネルギー消費削減に直結します。
企業の省エネ対策として、次のような取り組みが進められています:
再生可能エネルギーの導入は、日本において持続可能なエネルギー供給の実現に向けた重要な施策の一つです。太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーは、CO2を排出せずに電力を供給できるため、クリーンなエネルギー源として注目されています。しかし、これらのエネルギーは天候に依存するため、安定的な電力供給が難しいという課題があります。
1. 太陽光発電の普及
太陽光発電は、家庭や企業の屋上にパネルを設置し、日中の電力消費を自給するという点で非常に効果的です。特に昼間の電力使用が多い場合、太陽光発電を導入することで電力コストを抑えることが可能です。さらに、余剰電力を売電することもできるため、経済的なメリットも期待できます。最近では、蓄電池と組み合わせたシステムも普及しており、日中に発電した電力を夜間に利用することが可能になっています。
2. 風力発電と地熱発電の可能性
日本は地形的に風力発電や地熱発電のポテンシャルが非常に高い国です。特に風力発電は、洋上にタービンを設置する「洋上風力発電」が注目されており、大規模な発電所としての役割が期待されています。また、地熱発電は、火山活動が盛んな地域で安定的にエネルギーを供給できるため、今後の展開が期待されています。
3. 蓄電技術の進展
再生可能エネルギーの普及には、電力の供給が不安定であるという課題を解決するために、蓄電技術の進化が不可欠です。家庭や企業で蓄電池を導入することにより、余剰電力を効率的に保存し、必要なときに活用できるようになります。この技術が普及すれば、電力供給の安定性が向上し、原発や火力発電所に依存しない社会の実現が見えてきます。
エネルギー問題は、国内だけの課題ではなく、地球規模で解決が求められています。日本はパリ協定に基づき、2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げており、CO2削減に向けた国際的な取り組みの一翼を担っています。
1. パリ協定とカーボンニュートラルの目標
パリ協定では、世界各国が温室効果ガスの排出量を削減し、地球温暖化を抑制するための目標を定めています。日本も2030年までに2013年比で46%の温室効果ガス削減を目指しており、2050年にはカーボンニュートラルを達成することを公約しています。この目標を達成するためには、産業界や個人が協力してエネルギー効率を改善し、再生可能エネルギーの導入を進める必要があります。
2. 国際協力と技術移転
日本は、省エネ技術や再生可能エネルギー技術の分野で多くのノウハウを持っています。これらの技術を発展途上国に提供することで、グローバルなCO2削減に貢献することが期待されています。特にアジアやアフリカの国々では、エネルギー供給が不安定であり、再生可能エネルギーの導入が進んでいません。日本が技術支援を行うことで、これらの地域でのエネルギー問題解決に寄与できるのです。
これまで述べてきたように、家庭でのエネルギー消費を抑えるためには、断熱性能を向上させることが不可欠です。特に窓の断熱性能を高めることで、冷暖房にかかるエネルギーを大幅に削減でき、電力不足の解消やCO2排出量の削減に貢献できます。
1. 窓断熱の技術革新
現在、断熱性能の高い窓ガラスやサッシが市場に出回っており、これを導入することで室内の温度を効率的に保つことができます。特に、複層ガラスやLow-Eガラスなどの高性能ガラスは、外気と室内の熱交換を最小限に抑え、エネルギー消費を抑える効果があります。さらに、住宅全体の断熱性能を高めるために、壁や屋根、床にも断熱材を導入することが推奨されています。
2. 補助金や税制優遇を活用したリフォーム
政府は、窓断熱リフォームを推進するために補助金制度を提供しています。これにより、リフォーム費用の一部が支給され、負担が軽減されます。また、税制優遇措置も活用でき、断熱リフォームを行った家庭は所得税や固定資産税の減免を受けることができます。これらの制度を利用することで、リフォームを手軽に進めることが可能です。
エネルギー問題や気候変動への対策は、政府や企業だけでなく、私たち一人ひとりが取り組むべき課題です。窓の断熱リフォームは、その一つの具体的なアクションです。窓の断熱性を高めることで、家庭のエネルギー消費を削減し、電力不足やCO2排出量の削減に貢献できます。
1. 住宅のエネルギー効率を見直す
まずは、自宅のエネルギー効率を見直し、断熱性能が十分でない場合はリフォームを検討しましょう。政府の補助金制度を活用し、窓や住宅全体の断熱性能を向上させることで、電気代の削減と地球環境への貢献を両立させることができます。
2. 省エネ家電の使用
エネルギー効率の高い家電製品を導入することも、家庭のエネルギー消費を抑える手段です。エアコンや冷蔵庫、照明など、省エネ性能の高い製品を選ぶことで、エネルギーの無駄を減らすことができます。
3. 再生可能エネルギーの活用
家庭でも再生可能エネルギーを活用する方法として、太陽光発電システムや家庭用蓄電池の導入が挙げられます。これにより、電力の一部を自給することができ、余剰電力を売電することも可能です。再生可能エネルギーの活用は、持続可能な未来を築くための一歩となります。
家庭のエネルギー消費を削減することが、原発再稼働の回避だけでなく、CO2削減にも大きな効果をもたらすことはすでに述べましたが、この2つの問題がどれだけ深く結びついているかを再確認することが重要です。電力不足の問題は、夏や冬のピーク時に顕在化します。特にエアコンの使用が増加することで電力需要が急激に上がり、供給が追いつかないことがあります。
一方、CO2削減は、再生可能エネルギーの普及や省エネ技術の導入といった長期的な取り組みが必要です。これに対して窓の断熱リフォームは、家庭の冷暖房効率を高めるだけでなく、電力需要のピークを抑え、火力発電所の稼働を減らすことで、結果的にCO2排出量を削減する役割を果たします。電力不足とCO2削減という二つの課題は、窓の断熱性能向上という単純な対策で大きく改善できるのです。
窓の断熱リフォームは単なる省エネ策ではなく、未来への投資と言えます。なぜなら、短期的な電気代の節約だけでなく、長期的な視点で見た場合、地球温暖化の抑制や電力の安定供給、さらには資産価値の向上にも繋がるからです。住宅の断熱性能が高ければ高いほど、今後のエネルギーコストを抑え、住環境を快適に保つことができ、さらに省エネ住宅としての評価も高まり、資産価値が上昇する可能性があります。
1. 家計への影響
窓の断熱リフォームにより、冷暖房費の削減が期待できるため、家計にもプラスの効果が出ます。特にエアコンの電力消費が多い家庭では、断熱性能を高めることで電気代が大幅に削減され、その効果は年々積み重なります。最初のリフォーム費用は補助金や税制優遇を利用することで抑えられるため、比較的早く元が取れるでしょう。
2. 快適な住環境の実現
窓の断熱性能が高まることで、夏は外の熱気を遮り、冬は冷気を防ぐことができ、室内の温度を快適に保つことができます。これにより、冷暖房の効きが良くなるだけでなく、常に心地よい住環境が実現できます。特に、エアコンを頻繁に使用しなくても済むようになれば、健康にも良い影響を与えます。
3. 環境への配慮
省エネ住宅の普及が進むことで、家庭ごとのエネルギー消費が抑えられ、日本全体のエネルギー需要が減少します。これにより、原発再稼働の必要性が薄れ、火力発電の使用も減少し、CO2削減に直結します。将来の世代により良い環境を残すためにも、今からできることを始めることが重要です。
個人だけでなく、企業にも窓の断熱リフォームは大きなメリットがあります。特に大規模なオフィスビルや商業施設では、エネルギー消費が膨大であり、冷暖房費用が経営に直結します。企業が断熱リフォームを進めることで、エネルギーコストを削減し、環境に配慮した経営が可能になります。
1. スマートオフィス化の推進
IoT技術と断熱リフォームを組み合わせることで、スマートオフィス化が進んでいます。エアコンや照明の使用を自動制御し、窓の断熱性能を最大限に活用することで、無駄なエネルギー消費を抑えることができます。これにより、企業は省エネと同時に、環境貢献度の高い企業としてのブランドイメージを向上させることができます。
2. 脱炭素経営の実現
企業が断熱リフォームを進めることは、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資にもつながり、脱炭素経営の実現に大きく寄与します。エネルギー効率を高めることで、CO2排出量を削減し、持続可能な経営を実現することが可能です。
原発再稼働の是非が問われる中で、私たちにできることは何でしょうか?政府や企業がエネルギー政策に取り組む一方で、私たち個人が生活の中で取れる最も効果的なアクションの一つが「窓の断熱リフォーム」です。
窓を断熱することは、単なる節約術ではなく、電力不足やCO2削減という大きな社会的課題に直接貢献する手段です。原発再稼働やエネルギー供給の不安定さに依存せず、持続可能な社会を実現するためには、家庭や企業のエネルギー効率を改善し、環境に優しい生活を送ることが重要です。
そして、政府の補助金制度を活用することで、窓の断熱リフォームはより手軽に実現できます。このリフォームを通じて、家庭や企業のエネルギー消費を削減し、持続可能な社会への第一歩を踏み出しましょう。あなたの家やオフィスの窓が、未来のエネルギー問題解決の一端を担う存在となるのです。
今こそ、窓の断熱リフォームを始めて、未来に向けたエネルギー革命に貢献してみませんか?
浦安市で中古住宅を購入し、理想的なリノベーションを行うという選択肢はいかがでしょうか。物件探しから設計、リノベーション工事まで、当社がワンストップでサポートいたします。また、建て替えや新築のご依頼もお任せください。数々の建築受賞歴を持つ当社が、価値ある住まいづくりをお手伝いいたします。
まず最初に、浦安市内の中古住宅で、敷地50坪、中古住宅付きを購入して、リノベーションした場合、概ね9,500万円となります。物件価格を8,000万円に抑えて、リノベーションで1,500万円を想定しました。高く感じるかもしれませんが、東京23区と比較すると、半分以下の価格です。お勧めエリアとしてご紹介いたします。
浦安市は、その地理的特性や開発の歴史に基づいて、大きく3つのエリアに分かれています。それが元町、中町、そして新町です。各エリアには、それぞれ独自の歴史と魅力があります。
元町エリアは、浦安市の中で最も古い地域で、漁業を中心に発展してきました。具体的には「堀江」「猫実」「当代島」などが含まれ、昔ながらの住宅や狭い路地が多く、昭和の風情を色濃く残しています。神社や寺院といった歴史的な建造物が多く、地域の伝統が今もなお受け継がれています。
中町エリアは、1970年代から80年代にかけての埋め立てによって形成された地域で、新浦安駅を中心に広がっています。都市計画に基づいた広い道路、整備された公園、そして充実した商業施設が特徴です。マンションや戸建住宅が多く、特に子育て世代に人気が高いエリアです。教育施設や医療機関も充実しており、利便性の高い生活環境が整っています。
新町エリアは、1990年代以降に開発された地域で、東京ディズニーリゾートが立地する舞浜地区もこのエリアに含まれます。広々とした敷地に大型マンションや商業施設が立ち並び、リゾート感溢れる環境が特徴です。最新のインフラが整備され、都市型リゾートタウンとして発展しており、観光客も多く訪れる活気ある地域です。
浦安市で特に人気の高い中古住宅エリアとして、以下の地域をご紹介します。
舞浜、美浜、弁天、東野、入船、今川などのエリアでは、敷地面積50坪前後の広々とした中古住宅が多くあります。2024年現在の土地の坪単価は150万円前後で、物件の数は時期によりますが、舞浜エリアでは複数の物件が市場に出ています。敷地面積50坪の中古住宅で、価格は8000万円前後ですが、時折7,500万円以下の物件も出ます。すぐに売れてしまうので、ご興味のある方は、ぜひ当社までリクエストをください。最新の情報をお知らせいたします。
特に希少価値の高いエリアとしては富岡が挙げられます。新浦安駅からやや距離がありますが、坪単価は200万円を超えることも珍しくありません。富岡が高値で取引される理由については、下記をご参照ください。
入船や美浜エリアは新浦安駅に近接しており、交通の便が非常に良く、ショッピングモールや多彩なショップが揃っています。舞浜エリアでは、イクスピアリでの買い物や映画鑑賞、レストランでの食事を楽しむことができます。ディズニーリゾートを身近に感じながらも、落ち着いた住環境が魅力です。
日の出エリアでは、広い敷地を持つ物件が多く、リゾート感溢れる生活を送ることができます。川や公園が近く、お散歩やジョギングにも最適な環境です。敷地面積50坪から70坪の中古住宅が1億4千万円から2億円ほどで取引されており、マイカー利用が主流ですが、バス便も利用可能です。
今日現在、物件の数や利便性、価格から、舞浜、美浜をお勧めします。冒頭に書いた、9500万円をこのエリアで実現させましょう。このエリア以外にも、複数の物件をご紹介します。
浦安市の各エリアは、それぞれ異なる魅力を持ちながらも、住む人々に豊かなライフスタイルを提供しています。興味のあるエリアがございましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。
国土交通大臣許可特定建設業/宅地建物取引業
東京都知事許可一級建築士事務所
株式会社相川スリーエフ
宮崎県日向灘を震源とする今回の地震により、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。突然の大規模な地震で多くの方が日常生活を奪われ、深い悲しみと不安を抱えていらっしゃることに、私たちも胸を痛めております。復旧に向けて、一日も早く安心して過ごせる日常が戻ることをお祈り申し上げます。この地震は、私たちが日頃から防災に対する備えを見直すきっかけともなりました。
令和6年8月8日、宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード7.1の大地震が発生しました。震源の深さは31kmで、宮崎県日南市では震度6弱、宮崎市や都城市では震度5強を観測。建物の倒壊や道路の損壊など、甚大な被害が広範囲に及びました。今回の地震は、地震活動が活発な地域においても特に大きな影響を与えており、特に宮崎県では、津波注意報も発令されましたが、幸いにも大きな津波被害は発生していません。しかし、地震活動が続いていることから、今後も警戒が必要です。

今回の地震に伴い、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。これは、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された際に発表されるもので、今回の宮崎地震がその初めてのケースとなります。この「注意」段階は、実際に巨大地震が発生する可能性が高まっていることを示しており、非常に緊迫した状況です。南海トラフ地震が発生すれば、関東地方から九州地方にかけて大規模な津波が襲うリスクがあり、特に東京湾内にも津波が到達する可能性が指摘されています。東京湾に津波が襲来する場合、湾内の浸水が深刻化する恐れがあり、沿岸地域では一層の警戒が求められます。

南海トラフ地震が発生した場合、首都圏にも甚大な被害が及ぶことが予測されています。シミュレーションによると、首都圏では震度5強以上の揺れが発生し、建物の倒壊や火災の発生が懸念されています。さらに、東京湾内で津波が発生する可能性もあり、浸水被害が広がる危険性が高いとされています。特に、江東区や中央区などの低地エリアでは、避難計画の見直しや、備蓄品の準備が急務です。こうしたシミュレーション結果を基に、耐震性や防火性を重視した建物への改修や新築が求められています。

地震に対する備えは、日常生活の中で意識しておくべき最も重要な課題の一つです。まず、住まいの耐震診断を受け、必要に応じて耐震補強工事を行うことが不可欠です。特に古い建物では、新しい耐震基準に適合しているかを確認することが必要です。また、家具の固定や避難経路の確保、非常持ち出し袋の準備など、家庭内でできる対策を徹底しましょう。さらに、自治体が提供する防災情報やハザードマップを活用し、周囲のリスクを認識することも重要です。そして、以下のサイト(東京備蓄ナビ)でご家族分の備蓄量を確認してください。想像以上の量です。日本の住宅は備蓄庫がありませんが、床下や収納スペースを上手に利用して、備蓄庫を作ることをお勧めします。
巨大地震に備えるためには、耐震性の高い住宅が必要です。新築を考える場合、特に鉄筋コンクリート(RC)造の住宅が推奨されます。RC造は地震の揺れに強く、火災にも耐性があるため、非常に安全です。また、木造住宅でも最新の耐震基準を満たす設計に加え、防火性能を強化することで、より 安全な住宅を実現できます。既存の住宅についても、耐震補強や火災対策を行うことが必要です。家族の命を守るため、今からできる備えを始めましょう。
相川スリーエフは、構造別に住宅を提案いたします。
RC住宅をご検討の方はこちら
木造住宅をご検討の方はこちら
南海トラフ地震や首都直下地震は、日本全体にとって深刻な脅威です。30年以内に発生する可能性が高く、特に南海トラフ地震では最大で32万人以上の死者が想定され、首都直下地震でも甚大な被害が予測されています。今回の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表で、いつ発生してもおかしくない状態になったと思われがちですが、今までも同じく、いつ発生するかわからない状態でした。よく使われる言葉ですが「正しく恐れる」。その通りだと思います。とは言え、いつ発生してもおかしくないのは事実です。
もし、これらの地震が発生すれば、広範囲にわたるインフラ破壊や経済的損失が避けられません。最新のシミュレーション結果を基に、政府や各自治体は防災対策を強化しており、私たち一人ひとりもそれに対応する準備が求められています。
東京23区などの密集地では、地震による被害が特に深刻化する可能性があります。特に高層ビルや狭い路地が多い地域では、建物の倒壊や火災が広がりやすく、避難経路の確保が難しくなる恐れがあります。そのため、事前に避難場所を確認し、家族や親族との避難計画を共有することが重要です。また、最悪の事態に備え、地方に住む親族との避難場所の調整も考えておくべきです。こうした防災対策は、一人ひとりの命を守るだけでなく、地域全体の安全を確保するためにも必要不可欠です。
南海トラフ地震が発生した場合、東側で発生の場合、西側で発生の場合、その時どうするか。名古屋大学名誉教授あいち・なごや強靭化共創センター長、福和伸夫教授監修の漫画です。
相川スリーエフは、新築だけではなく、耐震補強工事を含む改修工事も行なっています。多くの古い木造住宅が、東日本大震災の大きな揺れでも持ちこたえました。しかし、柱と梁の接合部が緩んだり、瓦の下地がズレるなど、あらゆる部分にダメージを受けている可能性もあります。気になる箇所があればご相談ください。
温かさに包まれる新しいシャワー体験
「シャワーだけだと体が温まりにくい」「湯船に浸かる時間がなくてシャワーで済ませてしまう」――そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。シャワーだからと諦める前に、ぜひLIXILのボディハグシャワーをご紹介します。

可動式アームでシャワーの角度や向きを自由に調整し、まるでお湯に優しく包まれるような入浴体験が可能です。LIXILが提案する新しいシャワースタイル、その魅力をご覧ください。
最近、湯船に浸かる習慣が減っていますが、忙しい日々の中で心身をリラックスさせる時間は大切です。ボディハグシャワーなら、たった5分のシャワーで湯船に浸かったようなリラックス効果が得られます。新しいリラックス習慣がきっと生まれるでしょう。

ボディハグシャワーは、車椅子をご利用の方でも安心して使用できます。車椅子のまま入浴が可能で、浴槽に入らなくても全身を温めることができるので、誰もが快適なシャワー時間を楽しめます。

後付けも可能なボディハグシャワーの価格は取り付け費用込みで22万円(税別)。特にバリアフリー仕様の浴室にリフォームする際に、初めからボディハグシャワーを設置するのがおすすめです。長く便利に、そして快適にお使いいただけるように、心を込めてご提案します。
「もっと大きなシャワーヘッドが欲しい」と思ったことはありませんか?ボディハグシャワーはその夢を実現し、全身を包み込むように設計されています。体験をご希望の方はぜひご相談ください。
新築でもリフォームでも、最高のご提案をお約束します。
今のお風呂に後付けする場合、調査が必要ですが、1時間で設置が可能です。
ボディハグシャワーは特別に多くの水量を使うわけではありません。家庭の水圧等の使用条件によりますが、適正流量は9L/分~で、従来型のハンドシャワーの流量と大差ありません。浴槽に湯を貯めた場合、およそ200L超の水量が必要です。効率的に全身を温められると同時に浴槽の利用および清掃が減り、約36%のCO2削減に貢献します。年間で水道料金とガス料金あわせて約19,700円の節約が可能です。

ユニットバスから新たなユニットバスに交換する場合、ボディハグ付きの価格は以下の通りです。工事費を含む価格です。当社はLIXILの正規ディーラーのため、このような価格が実現いたします。
※2025年10月現在の価格です。
上位グレードもご用意しています。商品の良さを知っていただくために、ショールームをご覧ください。床の柔らかさ、壁の質、ドアの種類、色の組み合わせ、自分だけのユニットバスを作りましょう。当社のクライアント様は必ずショールームでじっくり打ち合わせを行います。必ずご満足いただけます。

当社の施工エリアは首都圏全域です。お近くのLIXILショールームをご案内いたします。世田谷区成城オフィスからは用賀に、新宿オフィスからは真隣の大型ショールームへ、船橋南オフィスからは夏見のショールームをご利用いただけます。
新型コロナウイルスの影響が収まった現在、物価高騰が社会問題として浮上しています。食品や光熱費などの日常生活費の上昇が話題になる中、住宅価格についても同様の懸念が広がっています。インターネット検索では「今家を買う人が信じられない」といったキーワードが多く検索されている現状を踏まえ、この記事では住宅購入のタイミングについて詳しく解説します。
物価上昇はさまざまな要因により引き起こされています。特に建設関連の物価は2020年以降急激に上昇しています。その背景には、建材費や職人の人件費、燃料費の上昇があります。以下の表をご覧ください。
| 年 | 建設資材物価指数 | 建築費指数 | ガソリン価格 (円/L) | 電気代 (円/kWh) | ガス代 (円/m³) | 住宅ローン金利 (%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | 100 | 100 | 110 | 22 | 50 | 0.50 |
| 2016 | 102 | 101 | 112 | 23 | 52 | 0.52 |
| 2017 | 104 | 102 | 115 | 24 | 54 | 0.54 |
| 2018 | 103 | 103 | 118 | 25 | 56 | 0.55 |
| 2019 | 105 | 104 | 120 | 26 | 58 | 0.56 |
| 2020 | 108 | 107 | 123 | 27 | 60 | 0.58 |
| 2021 | 115 | 115 | 130 | 28 | 65 | 0.60 |
| 2022 | 125 | 125 | 135 | 30 | 70 | 0.65 |
| 2023 | 130 | 130 | 140 | 32 | 75 | 0.70 |
| 2024 | 135.8 | 137 | 145 | 35 | 80 | 0.75 |
建設資材物価指数と建築費指数は共に急激に上昇しています。具体的な数値を見ると、建設資材物価指数は2015年を100とした場合、2024年には135.8に達しています。また、建築費指数も同様に急上昇し、直近では約40%の上昇を記録しています。
| 年 | 建設資材物価指数 |
|---|---|
| 2015 | 100 |
| 2016 | 102 |
| 2017 | 104 |
| 2018 | 103 |
| 2019 | 105 |
| 2020 | 108 |
| 2021 | 115 |
| 2022 | 125 |
| 2023 | 130 |
| 2024 | 135.8 |
| 年 | 建築費指数 |
|---|---|
| 2015 | 100 |
| 2016 | 101 |
| 2017 | 102 |
| 2018 | 103 |
| 2019 | 104 |
| 2020 | 107 |
| 2021 | 115 |
| 2022 | 125 |
| 2023 | 130 |
| 2024 | 137 |
今後も建築費は上昇を続けると予測されています。これは、政府の賃上げ要求や2024年問題など、多くの要因によるものです。以下にその詳細を解説します。
政府は国民の所得を増やす方針を掲げ、建設業界に対しても賃上げを要求しています。具体的には、公共事業の労務単価を前年比5.9%引き上げるなどの措置が取られています。この賃上げ政策は、建設業界全体に波及し、建築費のさらなる上昇を引き起こします。
2024年問題とは、労働時間の上限規制や割増賃金引上げなど、労働環境の厳格化を指します。中小企業における残業代の引き上げや時間外労働の上限規制が導入されることで、建設業界全体のコストが増加します。これにより、建築費のさらなる上昇が見込まれます。
政府の政策と2024年問題は、建築費の上昇に大きな影響を与えています。ここでは、その具体的な内容を深掘りします。
政府は、物価高騰に対処するために国民の所得を増やす方針を掲げています。具体的には、建設業界に対して賃上げを要求しており、これが建築費の上昇に繋がっています。以下の表は、賃上げ政策の影響を示しています。
| 年 | 賃上げ率 (%) |
|---|---|
| 2019 | 2.5 |
| 2020 | 3.0 |
| 2021 | 4.2 |
| 2022 | 5.0 |
| 2023 | 5.5 |
| 2024 | 5.9 |
2024年問題とは、労働環境の厳格化を意味します。中小企業における残業代の引き上げや時間外労働の上限規制が導入されることで、建設業界全体のコストが増加します。これにより、建築費のさらなる上昇が見込まれます。
エネルギー価格の高騰は、住宅価格に直接影響を与えます。ここでは、その具体的な関係を詳しく解説します。
ガソリン価格の高騰は、建設業界に直接的な影響を与えます。建設機械や輸送用トラックの燃料費が増加するため、工事全体のコストが上昇します。例えば、基礎工事や土木工事で使用される重機の燃料費が増加すると、その分のコストが建築費に反映されます。
| 年 | ガソリン価格 (円/L) |
|---|---|
| 2015 | 110 |
| 2016 | 112 |
| 2017 | 115 |
| 2018 | 118 |
| 2019 | 120 |
| 2020 | 123 |
| 2021 | 130 |
| 2022 | 135 |
| 2023 | 140 |
| 2024 | 145 |
住宅の建設やリフォームでは、大量の電気とガスが使用されます。電気代やガス代の上昇は、建設現場での機器運用コストを増加させるため、建築費に直接影響を与えます。これらのエネルギーコストの増加は、住宅価格の上昇に直結します。
| 年 | 電気代 (円/kWh) | ガス代 (円/m³) |
|---|---|---|
| 2015 | 22 | 50 |
| 2016 | 23 | 52 |
| 2017 | 24 | 54 |
| 2018 | 25 | 56 |
| 2019 | 26 | 58 |
| 2020 | 27 | 60 |
| 2021 | 28 | 65 |
| 2022 | 30 | 70 |
| 2023 | 32 | 75 |
| 2024 | 35 | 80 |
住宅に関連する法改正や金利の動向も、住宅価格に大きな影響を与えます。ここでは、その具体的な内容を詳しく解説します。
4号特例の廃止により、住宅の建設コストが増加します。これは、申請手続きが複雑化するためです。以下にその詳細を解説します。
日銀が長期金利の上限を引き上げたことで、住宅ローン金利も上昇傾向にあります。特に固定金利型住宅ローンの金利が引き上げられ、今後も変動金利の上昇が予測されています。金利の上昇は住宅購入者の返済負担を増加させ、購買意欲に影響を与える要因となります。
| 年 | 住宅ローン金利 (%) |
|---|---|
| 2015 | 0.50 |
| 2016 | 0.52 |
| 2017 | 0.54 |
| 2018 | 0.55 |
| 2019 | 0.56 |
| 2020 | 0.58 |
| 2021 | 0.60 |
| 2022 | 0.65 |
| 2023 | 0.70 |
| 2024 | 0.75 |
これまでの分析を踏まえ、住宅購入の最適なタイミングについて考察します。多くの人々は「価格が落ち着くまで待つべきか?」と悩むかもしれませんが、実際には早めに行動する方が賢明です。
早期に住宅を購入することで、建築費や資材費の上昇を回避でき、コストを抑えることができます。また、住宅ローン金利の上昇前にローンを組むことで、返済負担を軽減することが可能です。以下に早期購入の具体的なメリットを示します。
住宅購入を待つリスクとして、建築費や資材費のさらなる上昇、住宅ローン金利の上昇が挙げられます。これにより、購入コストが増加し、将来的に高額な負担を強いられる可能性があります。
この記事では、住宅購入のタイミングについて詳しく解説しました。物価上昇や建築費の高騰、エネルギー価格の上昇、法改正や金利の動向など、多くの要因が住宅価格に影響を与えています。これらの要因を総合的に考慮すると、住宅の購入は早めに行動することをお勧めします。早期購入のメリットと待つリスクを理解し、最適なタイミングで行動することが重要です。とは言え、住宅は大きな買い物です。当社はご予算に応じて、住宅グレードを複数ご用意しています。どのグレードも真剣に設計をして素晴らしい建物です。ご安心ください。そして、土地探しもお手伝いしています。土地と建物、諸費用を総合的にご提案いたします。ちなみに、マンション価格も上昇が続いています。マンションも戸建住宅も早期購入がお勧めです。もし、中古を購入してリノベーションする場合、こたらも案件探しからお手伝いします。また、当社が持つ未公開物件もございます。お気軽にご相談ください。