住宅の防災というと、非常食、防災バッグ、懐中電灯、ポータブル電源などを思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、それらは大切です。
しかし相川スリーエフでは、住宅そのものについて、もう少し違う考え方があってもいいと思っています。
「非常時のためだけのもの」を増やすのではなく、
普段使っているものが、非常時にも役に立つ。
日常時と非常時を切り離さずに考える「フェーズフリー」という考え方があります。
私たちが興味を持ったのは認証マークそのものではありません。
住宅を構成する一つひとつのものに、日常と非常時の両方の価値を持たせることができないだろうか。
という発想です。
01 / STRUCTURE
木造か、RC造か、鉄骨造か。
答えは、一つではありません。
住宅について、「木造がいい」「RC造が強い」「鉄骨造がいい」といった比較が行われることがあります。
しかし、私たちは構造を優劣だけで考えません。
木造には木の柔らかさ、設計の自由度、合理性があります。
RC造には重量感、耐久性、遮音性、地下空間や大胆な造形を実現しやすいという魅力があります。
鉄骨造には、大スパンや大開口を実現しやすいという強みがあります。
大切なのは、先に構造を決めて住宅を当てはめるのではなく、
つくりたい空間と暮らしから、最も適した構造を選ぶこと。

だから、混構造という選択肢がある。
相川スリーエフでは、木造・RC造・鉄骨造、それぞれの建築に対応します。
さらに、必要に応じて複数の構造を組み合わせる「混構造」も選択肢になります。
例えば、地下空間はRC造。
地上の居住部分は木造。
大きなスパンや特殊な開口を必要とする部分には鉄骨を取り入れる。
一つの構造に住宅を合わせるのではなく、住宅のために構造を選ぶ。
02 / RC & UNDERGROUND
地下をつくるなら、RCという強さ。

地下空間では、土圧、地下水、防水、構造耐力など、地上とは異なる条件を考えなければなりません。
そのため、住宅の地下部分はRC造が中心になります。
しかし、地下室をつくったからといって、地上階まで必ずRC造にする必要はありません。
地下をRC造、地上を木造とすることもできます。
もちろん建物全体をRC造にするという選択肢もあります。
そして地下は、必ずしも「非常時専用のシェルター」である必要もありません。
ワインセラー。
ホームシアター。
書斎。
バー。
趣味室。
収納。
普段は人生を豊かにする場所として使い、その一角に水、食品、生活用品などを備蓄する。
それなら地下は、日常のための空間であると同時に、何かが起きた時に家族の生活を支える空間にもなります。
03 / LARGE OPENING
大開口は、景色をつくる。
そして非常時にも価値を失わない。
建築の印象を劇的に変えるものの一つが「開口」です。
壁一面のガラス。庭と室内を連続させる大きな引戸。空と建築をつなぐファサード。
相川スリーエフでは、LIXILをはじめとする国内建材に加え、ドイツSchücoの高性能アルミサッシ・カーテンウォールも扱います。
大開口の第一の目的は、もちろん防災ではありません。
光を取り込むこと。庭を見ること。風景と暮らすこと。
しかし、電気が止まった昼間でも自然光は入ります。
開閉できる開口であれば、外部との動線や自然換気という機能も残ります。
「防災窓」をつくるのではない。
美しい大開口が、非常時にも役割を失わない。
04 / FIRE
電気が消えても、本物の炎は残る。

相川スリーエフが提案しているもう一つの素材が、「炎」です。
EcoSmart Fireは、バイオエタノールを燃料とする暖炉です。
薪暖炉のような煙突を必要とせず、住空間の中に本物の炎を取り入れることができます。
本来は防災用品ではありません。
コンクリート、木、石、金属、ガラス。
そこに本物の炎が加わるだけで、住宅の表情は大きく変わります。
一方、バイオエタノール式の一部モデルは電気や都市ガスに依存せず炎を灯すことができます。
適切に燃料を備えておけば、停電時にも炎を使うことができます。
もちろんEcoSmart Fireを「非常用暖房」として扱うものではありません。
しかし、
普段楽しんでいる本物の炎が、停電した瞬間に無価値にならない。
ここに、住宅を考える上での面白さがあります。

05 / ENERGY
太陽光も、蓄電池も、
「非常用」だけではありません。
太陽光発電も蓄電池も、普段から使う設備です。
日中につくった電気を家庭で使い、余剰電力を蓄電する。
そして停電時には、設備構成に応じて照明、通信、冷蔵庫など、暮らしに必要な電力の一部を支えることができます。
平常時の省エネルギーと、非常時のエネルギーレジリエンスを同じ設備で考える。
06 / WOODEN ARCHITECTURE
木造だからできる、豊かさもある。

強い住宅という言葉から、RC造だけを連想する必要はありません。
木造住宅には、木造だからこそ実現できる軽やかさ、素材感、温かさがあります。
One’s Life Homeでは、建築家による設計と職人の技術を組み合わせ、デザイン性だけではなく、構造、安全性、住宅性能まで含めた家づくりを行っています。
地下はRC、地上は木造。
必要に応じて鉄骨を組み合わせる。
そうした発想も、相川スリーエフだから可能になります。
07 / BUILDING MATERIALS
そして、空間を完成させる建具まで。
私たちは建物だけをつくる会社ではありません。
相川スリーエフには建材事業部があり、サッシ、ドア、金属建具、内装建材など、建築を構成する「部材」そのものにも携わっています。
既製品を選ぶだけではなく、建築やインテリアに合わせて建具そのものを考える。
入口、引戸、リビングドア、バーへの扉。
建具は壁の一部ではなく、空間の表情を決める重要な建築要素です。





建築会社と建材会社が、一つの会社の中にある。
設計者が考える空間を、建材側が理解し、製作側へつなぐ。
サッシも、ドアも、金属も、住宅も、別々の世界として扱わない。
これは相川スリーエフの大きな特徴の一つです。
OUR PHILOSOPHY
「防災住宅」に見えない、
強い住宅。
玄関を開けても、防災用品はほとんど見えない。
見えるのは、美しい建築、大きなガラス、木、コンクリート、家具、庭、そして炎。
しかし、その裏側では住宅そのものが暮らしを支えています。
自然光を取り込む。
電気をつくる。
電気を蓄える。
電気に頼らない炎を持つ。
地下に生活を支える空間を持つ。
窓やドアまで建築の一部として設計する。
それらを一つずつ「防災設備」として足すのではなく、最初から一つの住宅として考える。
08 / AIKAWA THREE F
何造の家か、だけでは語れない家を。
相川スリーエフは、RC住宅だけをつくる会社ではありません。
木造だけの会社でも、鉄骨造だけの会社でもありません。
木造、RC造、鉄骨造。
そして、それらを適材適所で組み合わせる混構造。
さらに、Schücoをはじめとする大開口サッシ、EcoSmart Fire、住宅設備、建具、金属製品、地下空間まで。
建築と建材の両方を知っている会社だからこそ、一軒の家を「構造」「窓」「設備」「建具」と分断せず、全体で考えることができます。
普段は、美しく、快適に。
そして、何かが起きた時にも強い。
それが、これから私たちが考えていきたい住宅です。
AIKAWA THREE F / OUR BRANDS & TECHNOLOGY
DESIGN / CONSTRUCTION / BUILDING MATERIALS
家づくりのご相談
木造・RC造・鉄骨造・混構造、新築、地下室、大開口、住宅建材まで。
構想段階からお気軽にご相談ください。
※設備・構造・停電時の利用可能範囲等は、建築計画、製品仕様、設備構成、設置条件によって異なります。
EcoSmart Fireおよび燃料は、製品の取扱説明書・安全基準・保管条件を遵守してご使用ください。
日頃から食料、飲料、エタノール、医薬品、その他備品を備蓄しておくことをお勧めいたします。









