Column / Funabashi Tower Life
千葉県最高層タワー「プレミストタワー船橋」と、
船橋という街で叶える“駅前タワマン暮らし”のリアル
千葉県船橋市に、最高価格7億円超・地上51階建て・総戸数677戸という、
県内最高層のタワーマンション「プレミストタワー船橋」が誕生します。
「タワマンか、それとも戸建てか」。首都圏で住まいを考える多くの方にとって、
ひとつの“象徴的な選択肢”になりそうなプロジェクトです。
※本コラムは、相川スリーエフが物件を販売するものではなく、
地元・船橋の建設会社として、この街の変化と暮らし方の可能性を
客観的にご紹介するものです。

1. 「最高7億円」タワマン誕生というニュース
「千葉県船橋市に、最高7億円超の住戸を含む地上51階建てタワーマンションが建つ」。
そんなニュースに、地元の方も、都内にお住まいの方も、思わず目を止めたのではないでしょうか。
プロジェクト名称は「プレミストタワー船橋」。
JR総武線・総武快速線・東武アーバンパークラインが乗り入れる
「船橋」駅から徒歩2分、京成本線「京成船橋」駅へもペデストリアンデッキでつながる、
いわば船橋の“表玄関”そのものに計画された複合タワーマンションです。
総戸数は677戸。その半分以上が1億円を超える「億ション」になる予定で、
最上階51階のトップクラス住戸は7億円超の水準が見込まれています。
地方都市のイメージが強かった船橋に、これだけの価格帯のタワーが登場するという事実そのものが、
すでに「街のブランドの変化」を象徴していると言えるでしょう。
一方で、数字だけを見て「別世界の話」と感じる必要もありません。
船橋は、人口約65万人・中核市最大の人口を誇る“商都”であり、
東京駅へ直通約25分という高い交通利便性を持つ街です。
もともと「都心クオリティの暮らしを、少しゆとりある価格で手に入れたい」
というニーズが集まりやすいポジションにあります。
報道では、プレミストタワー船橋の想定購入層として、
・船橋や近隣エリアに自宅を持つ50代以上の地元富裕層
・都内在住で「駅近・広め・比較的手ごろなタワマン」を探す層
などが想定されていると紹介されています。
「都心のプレミアムタワーは手が届かないが、ライフスタイルは妥協したくない」――
そんな方が、現実的な選択肢として注目している印象です。
2. プレミストタワー船橋とは? 物件概要を整理
2-1. スケール感と基本スペック
まず、プレミストタワー船橋の概要を整理してみます。
- 所在地:千葉県船橋市本町一丁目・七丁目(船橋駅南口ロータリー面)
- 構造・規模:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) 地上51階・地下1階
- 総戸数:677戸(別途 管理事務室1戸)
- 間取り:1LDK〜3LDK
- 専有面積:おおよそ43m²台〜134m²台
- 駐車場台数:タワーパーキング約200台(荷捌きスペース別途)
- 竣工予定:2028年3月頃
- 入居開始:2028年3月頃予定
50階超の新築分譲マンションは千葉県内でも唯一の存在とされており、
「千葉県最高層のタワーレジデンス」という位置づけになります。
街のシンボルとしての役割も担う、非常に象徴的なプロジェクトだと言えるでしょう。
2-2. 3つの住戸グレードと天井高
プレミストタワー船橋では、上層階になるほど天井高や仕様をグレードアップさせた
3つのゾーン構成が採用されています。
2-3. Top Suite(49〜51階)
最上層の「Top Suite」は、49〜51階のプレミアムフロア。
専有面積は約134m²前後のプランも想定され、
リビングダイニングの天井高は約3,200mmと、ホテルのスイートのような開放感です。
頭上の空間的なゆとりに加え、素材や設備もより上質なものが採用されるとされており、
まさに「船橋の頂き」にふさわしい住戸グレードです。
2-4. Upper Suite(41〜48階)/Superior(6〜40階)
「Upper Suite」(41〜48階)は、天井高約2,900mm。
都心タワーでも上位グレードに匹敵するゆとりあるスケール感で、
面積・間取りのバリエーションも豊富です。
「Superior」(6〜40階)は、天井高約2,600mm。
一般的なマンションよりもやや高めの設定で、日常のリビングでも
「縦のゆとり」を感じられるつくりになっています。
2-5. 共用施設とデザインコンセプト
外観デザインは、かつて船橋の海を行き交った「五大力船の帆」をモチーフにしたとされています。
白を基調としたファサードは、東京湾の光を受けてきらめき、低層部には木質感や格子意匠を取り入れ、
かつての宿場町の風景との連続性も意識されています。
共用部には、2層吹き抜けのグランドエントランスホールをはじめ、
ラウンジ、パーティールーム、フィットネスルーム、ゲストルーム、ワークスペースなど
多彩な空間が計画されています。
海や森など船橋周辺の自然に着想を得たインテリアデザインで、
タワーの中にいながら“オーガニックなやすらぎ”を感じられるのがコンセプトです。
ZEH-M(ゼッチ・マンション)レベルの断熱・省エネ性能や、
災害時の非常用電源・備蓄倉庫など、タワーならではの防災面にも配慮した仕様が想定されています。
「駅前でありながら、災害リスクも意識した暮らしをしたい」――。
そんな方にとっても注目すべきポイントです。
3. 船橋駅南口エリアを歩く ― 商都の顔と“山口横丁”
プレミストタワー船橋の日常風景をイメージするには、
船橋駅南口エリアの街の表情を知ることが一番の近道です。
3-1. 「商都・船橋」を象徴する駅前商業
船橋は、古くから「千葉の商都」と呼ばれてきました。
駅前には、
- 駅直結のシャポー船橋(食品・ファッション・日常品まで揃うエキナカ商業施設)
- 東武百貨店 船橋店(百貨店ならではのブランド・グルメ・ギフトが充実)
- オフィスや市役所出張所も入る船橋フェイス
- 大型スーパーと専門店が集まるイトーヨーカドー船橋店
といった商業施設が歩いて数分の範囲に凝縮しています。
プレミストタワー船橋に住むと、「雨の日でも、ほぼ傘なしで生活が完結する」
というのが大きな魅力です。仕事帰りに駅で食材とワインを買い、
そのままデッキで自宅へ。週末はデパ地下でちょっと贅沢なお惣菜を選んで、
上層階のリビングで夜景を眺めながらゆっくり晩酌――。
そんなライフスタイルが、ごく自然な日常になります。
3-2. 山口横丁に残る「昔ながらの船橋」
そして、駅南口の魅力を語るうえで外せないのが「山口横丁」周辺です。
細い路地に古い建物が連なり、立ち飲み屋や大衆酒場がぎゅっと集まった一角は、
かつて宿場町として、また漁師町として栄えた船橋の歴史を色濃く映し出しています。
山口横丁は、夏見・金杉方面の農村と、湊町方面の漁師町を結ぶ重要な通りとして
多くの商家が並んでいた歴史を持ちます。今でも、昭和の雰囲気を残す店構えの酒場や、
古民家を活かした新しい居酒屋が立ち並び、仕事帰りの会社員から
地元の常連さんまで、幅広い年代が集う“大人の遊び場”として愛されています。
プレミストタワー船橋に住めば、
「平日は百貨店の惣菜と自宅のキッチン」、
「週末は山口横丁でちょっと一杯」といった、
モダンとレトロが同居した暮らしを楽しめます。
駅前のネオンと、古い路地の提灯が同じ視界に入る――
それは、都心の新興タワー街にはない、船橋ならではの魅力かもしれません。
4. ベイサイドの開放感 ― ららぽーと・IKEA・三番瀬の海
4-1. ららぽーとTOKYO-BAYという“日常のテーマパーク”
船橋南部の顔といえば、やはり「ららぽーとTOKYO-BAY」。
約440店舗が集まる日本有数のショッピングモールで、
ファッションから雑貨、映画館、レストラン、子どもの遊び場まで、
まさに「一日いても飽きない」規模感です。
プレミストタワー船橋からは、電車でもバスでもアクセスしやすく、
休日にふらっと映画とショッピング、ランチを楽しむのにぴったり。
「表参道や銀座に出なくても、十分に満足できる」という声も多い、
船橋の“第二のリビング”のような存在です。
4-2. IKEA Tokyo-Bayと、“暮らしを作る楽しさ”
ららぽーとと並ぶアイコンが、IKEA Tokyo-Bay。
日本で最初にオープンしたIKEAストアであり、
船橋は「北欧デザインのインテリア文化が根付いた街」とも言えます。
新しいタワーマンションで暮らすなら、家具・照明・テキスタイルにもこだわりたいところ。
IKEAや周辺のインテリアショップを回りながら、
自分だけのリビングコーディネートを考える時間は、
タワーライフの大きな楽しみのひとつです。
4-3. 三番瀬海浜公園で、東京湾の海と遊ぶ
さらに南へ足を伸ばすと、「ふなばし三番瀬海浜公園」があります。
潮干狩りやバーベキューが楽しめる海辺の公園で、
テニスコートや野球場、広い芝生広場、展望デッキなども備わっています。
タワーマンションの高層階から東京湾を眺め、
週末には実際に海辺まで出かけて潮風を感じる――。
「空と海の両方を近くに感じる暮らし」が叶うのは、
ベイサイド都市である船橋ならではの豊かさです。
5. 医療・教育の安心感 ― 「暮らしのインフラ」としての船橋
5-1. 中核市最大の人口を支える医療体制
船橋市は、人口約65万人と、全国の中核市の中でも最大規模の人口を抱えています。
それを支えるために、医療体制も充実しています。
- 船橋市立医療センター(約449床の地域中核病院・地域医療支援病院)
- JCHO船橋中央病院(地域包括ケアや周産期医療も担う基幹病院)
- その他、クリニック・専門病院も市内各所に点在
急性期医療からリハビリ、在宅医療までカバーする体制が整えられており、
「いざという時に頼れる病院が近くにある」ことは、
特にご高齢の方や小さなお子様がいるご家庭にとって大きな安心材料になります。
5-2. 小中高校の数と、教育環境の選択肢
教育面でも、船橋市は選択肢の多さが特徴です。
市内には、
- 市立小学校:56校
- 市立中学校:27校
- 高等学校:15校
と、多数の学校があり、進学率や教育環境に関するデータも安定しています。
公立高校では、県立船橋高校が千葉県トップクラスで、お隣のJR東船橋駅から徒歩。市立船橋高校もスポーツや音楽で有名ですが同じく東船橋駅から徒歩です。プレミストタワー船橋からは自転車通学も余裕です。私立では、歴史ある東葉高等学校など、多様な教育方針の学校も選べます。
プレミストタワー船橋のような駅前タワーに住む場合、
通学のしやすさは大きなメリットです。総武線・東武線・京成線を使えば、
船橋市内だけでなく、都内・千葉市方面の学校へもアクセスしやすく、
「子どもの成長に合わせて学校の選択肢を広げられる」ことも、
この立地ならではの価値といえます。
6. 「北の顔」ふなばしアンデルセン公園という全国区の公園
ここまで南部の海側を中心にご紹介してきましたが、
船橋の魅力は北側エリアにも広がっています。
代表的な存在が、「ふなばしアンデルセン公園」です。
東京ドーム約7個分という広さを誇るこの公園は、
世界最大級の旅行口コミサイトのランキングで日本のテーマパーク部門上位に選ばれたこともある、
全国的にも評価の高いスポットです。
園内には、
- フィールドアスレチックやじゃぶじゃぶ池などの子どもの遊び場
- 動物たちと触れ合える牧場エリア
- クラフト体験ができるワークショップ・美術館
- デンマーク風の街並みや風車などのフォトジェニックな風景
が広がり、家族で一日過ごしても遊び尽くせないほど。
船橋駅前のタワーマンションに暮らしながら、
休日には車やバスでアンデルセン公園へ――。
「都市の便利さ」と「郊外の自然遊び」の両方を
無理なく楽しめるのは、船橋という街の大きな魅力です。
7. 不動産価格と資産価値 ― タワマン誕生が街にもたらすもの
7-1. 駅前再開発と“街の格”
プレミストタワー船橋は、単なる住宅棟ではなく、
駅前ペデストリアンデッキの新設や緑豊かな広場などを含む複合開発の一部でもあります。
駅と街とタワーが立体的に結びつくことで、
船橋駅前の回遊性や安全性が高まり、「街の玄関口」としての印象も大きく変わっていきます。
その結果、船橋という街全体のブランドイメージが引き上げられ、
既存のマンションや戸建てにとっても、資産価値の底上げにつながる可能性があります。
7-2. 周辺マンション価格への波及
一般論として、駅前に大型の高級タワーマンションが誕生すると、
その周辺エリアのマンション価格にも「タワー効果」があらわれるケースが多く見られます。
- エリア全体の注目度が高まり、投資家や一次取得者の関心が集まる
- 新しい飲食店・サービス店舗が増え、街としての魅力が高まる
- 再開発で歩行者動線や景観が改善され、住み心地自体が向上する
こうした要素が重なることで、既存マンションの取引価格がじわじわと上昇する
例は、首都圏の各エリアで見られます。
船橋でも、同様の動きが今後数年〜10年スパンで現れてくる可能性は十分にあるでしょう。
7-3. 「タワマンを買う」以外の戦略
ただし、タワーマンションの最上階や大きな専有面積の住戸を買うことが、
すべての方にとってベストな選択とは限りません。
「駅前タワーが建つ街の一等地に、戸建てを構える」という選択肢もあります。
土地+建物を総合的に計画することで、同じ総予算帯でも、
「専用ガレージ」「庭」「趣味の部屋」など、タワーマンションとは違う価値を手に入れることも可能です。
8. タワマンか、戸建てか。船橋で叶うもうひとつの選択肢
プレミストタワー船橋は、間違いなく船橋のランドマークになるタワーマンションです。
駅徒歩2分という圧倒的な利便性、充実した共用施設、千葉県最高層というステータス――
それらに価値を見出す方にとって、非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
一方で、
- 「家族でゆったり暮らせる専用庭やガレージがほしい」
- 「RC住宅や本物の木の家など、構造や素材にこだわりたい」
- 「将来の相続や資産承継まで見据えた土地活用を考えたい」
といった想いがあるなら、
船橋市内の一等地に高級住宅を建てるという選択肢も、
同じくらい検討する価値があります。
私たち相川スリーエフは、船橋市に本社を置き、
RC住宅(R-LABEL)や本物志向の木造注文住宅(One’s Life Home)、
マンション・ビルの建築や窓改修などを手がけてきた建設会社です。・プレミストタワー船橋のような駅前の超高級タワマンに住む。
・船橋の土地に超絶高級戸建てを建てる。その“答え”は、年齢・家族構成・仕事・資産背景によって大きく変わります。
どちらかを無理におすすめするのではなく、
「タワマン」「戸建て」「賃貸」「収益物件」など複数の選択肢を並べて、
お客様と一緒に整理していくのが、地元工務店である私たちの役割だと考えています。
プレミストタワー船橋をきっかけに、船橋市の不動産に関心を持たれた方へ。
「この予算なら、どのくらいのタワマンに住めるのか」
「同じ予算で、どのくらいの土地と戸建てが現実的なのか」
といった“比べてみないと分からないところ”を、数字とプランで丁寧にお見せします。
船橋という街のポテンシャルを最大限に活かした住まいづくりを、
ぜひ一緒に考えてみませんか。
しかし。プレミストタワー船橋、魅力的なマンションです。完成が楽しみです。興味がある方は早めにご予約することをお勧めします。51階は競争が激しいでしょう。
エントリーはこちらのサイトから。
https://www.daiwahouse.co.jp/mansion/kanto/chiba/funabashi51/index.html
