中古マンション、売るなら今? 2026年秋、戸建てへの住み替えを考えるタイミング

(2026年10月03日)
マンションから戸建てへの住み替え
REAL ESTATE / HOME

マンションを売って、戸建てへ。
今だから考えたい住み替えのタイミング

中古マンション価格は依然として高い水準にあります。
その一方で、在庫は増え、実際の不動産取引の現場では
価格調整の話も少しずつ聞かれるようになりました。

数年以内に戸建てへの住み替えを考えているなら、
「もっと高くなるかもしれない」と待ち続けるだけではなく、
今のマンションという資産を、
これからの暮らしへ組み替えることを考えてもよい時期なのかもしれません。

中古マンション市場に起きている変化

「マンションの価格がずいぶん上がった」
と感じている方は多いのではないでしょうか。

実際、首都圏の中古マンション売出価格は
2026年現在も高い水準にあります。

しかし、相川スリーエフは建設会社であると同時に
宅地建物取引業者でもあります。

そのため、一般の不動産ポータルサイトやREINSに掲載される前の
売主物件の情報が直接入ることがあります。

最近、その中に少し変化を感じています。

「価格は相談できます」
「条件によっては値引き可能です」
「早めに売却したい」

こうした話が以前より目につくようになりました。

もちろん、これだけをもって
「マンション価格が下落する」と断定することはできません。

ただし、在庫が増え、買主が価格に慎重になる局面では、
売主の希望価格と実際の成約価格の間に
少しずつ温度差が生まれることがあります。

6,000万円で売り出していることと、6,000万円で売れることは違う

不動産市場を見るうえで重要なのは、
売出価格と成約価格は違う
ということです。

ポータルサイトに掲載されている金額は、
基本的には売主の希望価格です。

実際の取引価格は、
市場の需給や買主との交渉を経て決まります。

数年以内に住み替えるつもりなら、
今のマンションが「実際にはいくらで売れるのか」を
一度確認してみる価値があります。

では、マンションを売って何に住むのか

今のマンションを売却して、
また別のマンションを購入する。

もちろん、それも一つの選択です。

しかし、現在のマンションが高く売れるのであれば、
私たちはぜひ一度、
戸建住宅という選択肢
を考えていただきたいと思います。

70㎡のマンションから、120㎡の戸建てへ

例えば70㎡前後の3LDKマンションに暮らす4人家族。

子供が成長すると、
必要な空間は大きく変わります。

子供に一部屋ずつ与えたい。

仕事のできる書斎が欲しい。

収納を増やしたい。

玄関を広くしたい。

車を2台置きたい。

犬を飼いたい。

庭が欲しい。

マンションで80㎡、90㎡へ買い替えると、
エリアによっては価格が一気に上がります。

それなら生活圏を少し広げて、
100㎡、120㎡、あるいはそれ以上の戸建住宅
を考えてみる。

これは十分に現実的な選択肢です。

戸建てには「自分の家」という自由がある

戸建住宅には、
マンションとは異なる自由があります。

玄関を開ければ自分の土地。

車を自宅の前に停める。

子供が庭で遊ぶ。

犬が走る。

ガレージをつくる。

家庭菜園を楽しむ。

ウッドデッキで朝食をとる。

友人を呼んで食事をする。

そして、上下階や隣室を必要以上に気にせず、
自分たちの生活リズムで暮らすことができます。

窓も、間取りも、自由になる

戸建住宅なら、
25帖、30帖という大きなLDK、
吹き抜け、高天井、大開口窓なども
建築計画の中に組み込めます。

相川スリーエフは長年、
サッシ・窓・建築に携わってきました。

戸建住宅なら、
窓を単なる建材ではなく
光・景色・断熱・デザインをつくる建築要素
として考えることができます。

庭に向けた大開口。

床から天井まで伸びる窓。

景色を切り取る窓。

高断熱ガラス。

日射取得と日射遮蔽。

現代の高性能住宅なら、
大きな窓と高断熱を両立させることも可能です。

管理費・修繕積立金・駐車場代を何十年払うのか

マンションでは、住宅ローンとは別に
管理費、修繕積立金、駐車場代などがかかります。

例えば駐車場代が月2万円なら年間24万円。
30年間なら単純計算で720万円です。

戸建住宅にも当然メンテナンス費用は必要です。

ただし、
何をいつ修繕するのかを
基本的には自分で判断できます。

「駅徒歩5分」を少し手放してみる

マンション価格を押し上げている大きな要因が立地です。

しかし、一度考えてみてください。

本当に、駅徒歩5分でなければならないでしょうか。

徒歩5分を15分にする。
都心から30分を45分にする。
一駅、二駅、生活圏を広げる。

その代わり、
土地が広くなり、家が大きくなり、
庭ができ、駐車場ができ、書斎ができる。

暮らしの選択肢は大きく広がります。

家族と、その家で何年暮らせるのか

子供が18歳になってから戸建てへ移るのと、
5歳のときに移るのでは、
家族全員でその家を楽しめる期間が13年違います。

庭で遊ぶ時間。
子供部屋で過ごす時間。
家族でリビングに集まる時間。

不動産には資産価値があります。

しかし、
家族がそこで過ごす時間にも価値があります。

見るべきは「売却価格」ではなく「住み替え差額」

将来の相場を当てることより、
まず現在の数字を並べてみることが重要です。

現在のマンションの売却可能価格

住宅ローン残高

売却諸費用

希望する土地価格

住宅建築費

購入・建築諸費用

例えばマンションが7,000万円で売れ、
ローン残高が2,000万円なら、
売却諸費用を差し引いても
大きな自己資金が生まれる可能性があります。

そこに新たな住宅ローンを組み合わせれば、
これまで想像していなかった戸建住宅が
現実的な選択肢になることがあります。

マンションは、次の家を建てる資産になる

マンション所有者は、
住宅をゼロから買う人ではありません。

すでに不動産という資産を持っています。

その価値が購入時より上昇し、
住宅ローン残高が減っているなら、
その差額は次の住宅へ移すことができます。

70㎡の暮らしから120㎡の暮らしへ。
駐車場から自宅ガレージへ。
バルコニーから庭へ。
共用廊下から自分だけのアプローチへ。
決められた間取りから、自分たちで考える間取りへ。

今だから、一度計算してみる

「あと2年待てばもっと高く売れる」
かもしれません。

反対に、中古マンション在庫がさらに増え、
買主が価格に慎重になる可能性もあります。

将来の価格は誰にも正確には分かりません。

だからこそ、
今すぐ売却を決める必要はありません。

まず、

今のマンションを売ったら、
どんな土地に、どんな戸建住宅を建てられるのか。

そこまで計算してから、
マンションに住み続けるのか、
戸建てへ住み替えるのかを判断すればよいのです。

今のマンションを売ったら、どんな家が建てられるのか。

相川スリーエフでは、
マンション売却、土地探し、住宅建築まで
一貫してご相談いただけます。

売却を決めていなくても構いません。

まずは「次にどんな暮らしができるのか」から
考えてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2026年10月時点の不動産市場情報および
当社が宅地建物取引業者として接する市場情報をもとに構成しています。
不動産価格の将来動向を保証するものではありません。
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