東京23区の築古ビルを企業本社へ。相川スリーエフが始める「第二の新築」再生事業

(2026年09月21日)

BUILDING REGENERATION / TOKYO & METROPOLITAN AREA

築古ビルを、
企業の「本社」へ。
壊す前に、価値をつくり直す。

東京23区、そして首都圏に残る築古RC・S造ビル。
土地には価値がある。躯体もまだ使える。けれど、外観・窓・設備・使い方が古いことで、本来の価値を発揮できていない。

相川スリーエフは、不動産・建築・窓・カーテンウォール・外装ファサード・金属加工を一つの事業として組み合わせ、
古いビルを「もう一度選ばれる建築」へ再生します。

築古ビル取得
定期建物賃貸借
コンバージョン
RC再生
カーテンウォール
金属ファサード
企業本社

A QUESTION FOR TOKYO

築50年だから、
建物の価値はゼロなのでしょうか。

私たちは、そうは考えていません。

税務上の「法定耐用年数」は、建物の物理的な寿命そのものではありません。
構造躯体の状態、耐震性、劣化状況、立地、用途、改修後の収益性。
建物の価値は、本来それらを総合して考えるものです。

東京23区には、駅から近く、周辺の土地価格も高いにもかかわらず、
古い外観、単板ガラス、旧式のアルミサッシ、老朽化した設備によって、
十分な賃料や企業価値を生み出せていない中小規模ビルが残されています。

建て替えるには多額の資金が必要です。
解体すれば、長年使ってきた躯体もすべて失われます。

ならば、その躯体を使いながら、建物の商品価値だけを大胆につくり直す。

私たちは、それを「第二の新築」と呼んでいます。

BEFORE / AFTER

同じ建物でも、
ここまで変えられる。

下の2枚は、東京23区内・敷地約30坪・3階建てRCビルを想定した再生イメージです。
古い校舎のような外観を、躯体を活かしながら企業本社へコンバージョンする構想です。

BEFORE
改修前の築古3階建てRCビル
AFTER
カーテンウォールと外装パネルで再生した築古RCビル
改修前|古い塗装外壁、既存アルミサッシ、引戸のエントランスを持つ築古RCビルを想定
改修後|縦型カーテンウォール、白系外装パネル、サイン・デザインパネル、照明計画により企業本社へ再構成

※画像は事業構想を表現するイメージパースです。実際の改修可否・開口変更・構造補強等は現地調査、構造検討、法令確認に基づき判断します。

THE IDEA

「空き家再生」で実証された発想を、
東京の築古ビルへ。

この事業を考える上で、私たちが敬意を持って注目している先行事例の一つが、
日本経済新聞(2026年9月21日)でも紹介された株式会社ジェクトワン様の空き家活用サービス「アキサポ」です。

アキサポは、所有者から空き家を一定期間借り受け、
リノベーションを行い、利用者へ転貸することで、
古い建物を再び収益を生む資産へ変えてきました。
2025年には日本サービス大賞「国土交通大臣賞」も受賞しています。

「古いから壊す」ではなく、
「使い方と価値を設計し直す」。

私たちは、この優れた発想に強く共感しています。。

相川スリーエフが考えているのは築古住宅だけでなく、
東京23区・首都圏のRC・S造築古ビルを対象にした、より建築的で、より大規模な再生事業です。

そして、借り上げだけに限定しません。

FOUR ROUTES

借りるだけではない。
最も合理的なスキームを選ぶ。

建物によって、所有者によって、そして利用する企業によって正解は変わります。
最初から一つの契約方式に固定する必要はありません。

01 / LEASE
定期借家で
再生する
オーナーが所有を継続し、一定期間の利用権を事業側へ。改修・運用条件を事業収支から設計。
02 / PURCHASE
物件を
購入する
改修投資が大きい場合は、長期賃借より取得の方が合理的なケースもあります。
03 / COMPANY OWNED
入居企業が買い、
本社にする
古いビルを企業自身が取得し、相川スリーエフが一棟を専用本社へコンバージョン。
04 / JOINT PLAN
オーナーと
共同で考える
改修負担、賃料、期間、将来売却まで含め、一棟ごとに最適な形を検討します。

FOR BUSINESS OWNERS

中小企業だからこそ、
「一棟本社」は武器になる。

大企業のような巨大な本社は必要ない。
しかし、自社らしさを感じさせる本社は持ちたい。

東京23区の優良立地で新築ビルを一棟取得することは、簡単ではありません。
一方、築古ビルまで視野を広げれば、選択肢は変わります。

古いRCビルを取得し、ファサード、エントランス、窓、内装、照明、サインを一新する。
1階をショールーム、上階を執務室や会議室にする。
企業ロゴをデザインパネルへ組み込み、建物そのものをブランドにする。

「貸事務所に入る」のではなく、
「自社のための建築を持つ」。

その選択肢を、もっと現実的なものにしたいと考えています。

築古ビル再生後の企業本社オフィス内装イメージ

FROM OLD BUILDING TO HEADQUARTERS

外観だけではない。
企業の働き方までつくり直す。

01 / BRAND

企業の「顔」をつくる

エントランス、サイン、照明、ファサードを一体で設計。
建物そのものを企業のブランディングへつなげます。

02 / WORKPLACE

働く場所を再設計する

受付、会議室、執務スペース、ラウンジ、ショールーム。
一棟利用だからこそ、部署や来客動線まで含めて設計できます。

03 / PERFORMANCE

建物性能も更新する

高性能窓、Low-E複層ガラス、外皮、空調、照明などを検討し、
見た目だけではない再生を目指します。

FINANCING SIMULATION

では、3億円規模の事業を、
どうやって成立させるのか。

築古ビル再生を「建築」だけで考えると、大きな改修費に目が向きます。
しかし、本来は物件取得・自己資金・融資・利用方法まで含めた一つの事業です。

築古ビル再生の資金スキーム シミュレーション

※上図は、ビル購入2億円・改修1億円・諸費用2,000万円・総事業費3.2億円、自己資金8,000万円、銀行融資2.4億円、20年返済、年2.5%、元利均等返済を仮定した概算例です。

土地担保だけで考えて、最初から諦めない。

例えば30坪の土地があり、周辺相場を仮に坪500万円と置けば、
単純な土地価格イメージは1億5,000万円です。

しかし、金融機関が実際に評価する担保価格は、
公示価格、路線価、実勢価格、鑑定、流動性、接道条件などによって異なります。
「土地が1.5億円だから1.5億円融資される」という単純なものではありません。

一方で、金融機関が見るのは担保だけでもありません。
借入主体となる企業の財務内容、返済能力、取引実績、事業計画、
そして改修後にその建物が生み出す価値や収益性も重要です。

だからこそ、「築古だから融資は無理」と決める前に、
物件・企業・改修計画を一つの事業計画にして、まず金融機関と相談する。

私たちは、その相談から始めたいと考えています。

BANKABILITY

同じ建物でも、
「誰が使うか」で金融は変わる。

例えば、改修後の築古ビルを、
財務内容が安定した企業が長期にわたり本社として利用する。

あるいは、その企業自身が建物を取得する。

そうなれば、金融機関から見える事業像は変わります。

建物の担保評価だけではなく、
企業の信用力、キャッシュフロー、自己資金、事業の継続性、
不動産としての出口戦略まで含めて検討できるからです。

築古ビル再生は、不動産だけの話でも、建築だけの話でもありません。

不動産、金融、建築、企業経営。
この四つを同じテーブルに載せる必要があります。

FROM NEW BUILD TO EXISTING STOCK

国の政策も、
既存ストック活用へ動いている。

住宅・建築政策では、新築だけでなく、
既存住宅・既存建築物の性能向上、長寿命化、空き家活用、
省エネルギー改修を後押しする政策が拡大しています。

住宅金融支援機構にも、住宅セーフティネット、省エネ、耐震などを対象とした
賃貸住宅リフォーム融資が存在します。
また、2026年9月には、国土交通省が空き家等を改修して貸し出す事業者向けの
新たな融資制度を2027年度にも設ける方向で検討していると報道されています。

ただし、私たちがこの事業を考える理由は、
「補助金があるから」「公的融資があるから」ではありません。

まず、民間だけでも成立する再生事業をつくる。
そのうえで利用できる政策支援があれば、より良い再生へつなげる。

それが、持続可能な事業だと考えています。

WHY AIKAWA THREE F

なぜ、相川スリーエフが
この事業をやるのか。

私たちは、単なる不動産会社でも、単なる建設会社でもありません。
建物を探し、設計し、施工し、窓をつくり、外装をつくり、再び市場へ戻すための機能を、自社グループの中に持っています。

01 / RC CONSTRUCTION

RC建築を理解している。

相川スリーエフは、RC造・鉄骨造・木造を手掛ける総合建設会社です。
RC住宅をはじめ、店舗、集合住宅、工場など多様な建築に携わってきました。
東京建築賞の受賞案件施工をはじめ、建築専門誌掲載、グッドデザイン賞・LEED認証案件等にも関わってきた実績があります。

02 / WINDOW & CURTAIN WALL

窓とカーテンウォールを理解している。

創業以来、建築用サッシ・ガラス・開口部に携わってきました。
LIXIL製フロント・カーテンウォールに加え、
ドイツSchücoの高性能サッシ・ファサード製品にも対応する製作体制を整えています。

03 / KASHIWA TECHNICAL CENTER

外装部材を、自分たちでつくる。

柏テクニカルセンターでは、CNCサッシ加工機、アルミ形材切断機、
シャーリング、ベンディングマシン、パンチ・レーザ複合加工機などを整備。
外装パネル、幕板、窓回り金物、デザインパネルまで製造できる体制を構築します。

04 / RENOVATION AWARD

既存建物の改修を、技術として磨いている。

建材カンパニーは、一般社団法人建築開口部協会
「2025年度 第2回 優秀改装事業者コンテスト」において全国唯一の最優秀賞を受賞。
新築だけでなく、既存建築をどう生かすかにも長年取り組んできました。

FACADE AS CORPORATE IDENTITY

外壁は、修繕するだけではない。
企業のブランドにできる。

今回の再生イメージでは、古いRC躯体の前面に白系外装パネルを配置し、
既存の窓位置を活かしながら、縦方向にカーテンウォールのラインを通しています。

さらに、金属のデザインパネルへ企業名やロゴを組み込み、
ファサードそのものを企業のアイデンティティへ変える。

柏テクニカルセンターのパンチ・レーザ複合加工機を使えば、
文字、ロゴ、幾何学模様、自由形状などを金属板へ加工できます。

建物を単に新しく見せるのではなく、
「この会社だから、この建築になった」と感じられる外観へ。

それが、私たちが目指すファサード再生です。

WE ARE LOOKING FOR

二つの出会いを、探しています。

BUILDING OWNER

首都圏の築古ビルオーナー様

売却、賃貸、建て替え、改修。
どれが最善なのか分からない段階からご相談ください。

  • 東京23区・首都圏に築古RC・S造ビルを所有している
  • 空室や賃料低下が気になっている
  • 大規模修繕費をかけるべきか迷っている
  • 相続したが活用方法が決まっていない
  • 売却も含めて検討したい
  • 建物を残せるなら残したい

COMPANY OWNER / CEO

東京に「自社本社」を持ちたい企業様

完成したオフィスを探すだけでなく、
古いビルを購入するところから本社づくりを始める方法があります。

  • 毎月のオフィス賃料を資産形成へ振り替えたい
  • 23区内で一棟本社を持ちたい
  • ショールーム・店舗・オフィスを一体化したい
  • 企業ブランドを建築で表現したい
  • 中古ビル購入+コンバージョンを検討したい
  • 銀行融資を含め、まず事業可能性から相談したい

PROJECT FLOW

物件を見てから、
答えを決めます。

物件・希望条件を確認・宅建業者の当社が検証

所在地、築年数、構造、延床面積、現在の利用状況、希望する売却・賃貸条件、企業側の本社要件などを確認します。

建物・法規・市場性を調査

躯体、耐震、劣化、用途地域、容積率、既存不適格、用途変更の可能性、周辺賃料・売買価格等を調べます。

再生プランと概算事業費を作成

窓、外装、設備、内装、用途構成まで含め、改修後にどのような建物へ変えるかを検討します。

所有・賃借・売買スキームを比較

オーナー継続所有、定期借家、企業取得、第三者取得など、案件に応じて合理的な方法を比較します。

金融機関へ相談

自己資金、担保、企業信用、返済期間、改修後の事業計画を整理し、実際の融資可能性を金融機関と協議します。

設計・製造・施工へ

成立性を確認した上で、設計、製作、建築、ファサード、窓、内装を一体で進めます。

THE SECOND NEW BUILD

新築しなければ、
新しい建築はつくれないのか。

私たちは、その常識を変えたいと思っています。

50年前につくられたコンクリートの躯体。
今では同じコストではつくれない構造。
都市の中で長い時間を過ごしてきた建物。

それらをすべて壊すのではなく、
現代の窓、現代の外皮、現代の設備、現代のデザイン、
そして新しい企業の活動を重ねる。

古い建物に、
新しい会社が入り、
新しい時間が始まる。

その再生が経済的にも成立するなら、
建物にとっても、オーナーにとっても、企業にとっても、
そして都市にとっても、一つの合理的な選択肢になるはずです。

PROJECT CALL

東京の築古ビルに、
もう一度、価値を。

相川スリーエフは、東京23区を中心とする首都圏で、
築古ビル再生の可能性を一緒に検討していただける
ビルオーナー様、企業経営者様、不動産関係者様、金融機関様からのご相談をお待ちしています。

築古ビルを所有している方
売却・定借・改修・共同事業。何を選ぶか決める前の段階からご相談ください。
東京に本社を持ちたい企業
物件探し、購入検討、金融相談、コンバージョンまで一緒に事業可能性を検討します。

築古ビルに、第二の新築を。
AIKAWA THREE F

参考・関連情報
・相川スリーエフ「東京・首都圏の築古ビルに、第二の新築を。」
https://www.aikawafc.co.jp/column/8160/
・相川スリーエフ「柏支店移転のお知らせ/柏テクニカルセンター」
https://www.aikawafc.co.jp/blog/news/7995/
・ジェクトワン「アキサポ」空き家活用サービス
https://www.akisapo.jp/about/service/lessor/
・日本サービス大賞「アキサポ」国土交通大臣賞
https://service-award.jp/result_case05/traffic02.html
・住宅金融支援機構「賃貸住宅リフォーム融資」
https://www.jhf.go.jp/kanri/chintaireform_safety/index.html
※本記事は築古ビル再生事業の構想および検討例を示すものであり、特定物件に対する投資勧誘、融資保証、収益保証、税務・法務上の助言を目的とするものではありません。掲載する取得価格、改修費、土地価格、返済額等はすべて仮定によるシミュレーションです。実際の物件取得、用途変更、改修工事、融資については、建物状態、耐震性、法適合性、権利関係、金融機関審査、借入主体の財務内容等により条件が異なります。法定耐用年数は税務・会計上の基準であり、建物の物理的寿命を直接示すものではありません。
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